紫月のじぶん教室

自分で自分を開発していく自己啓発のブログです。作家になることを目標に体験記を書いています。

「どうやってブログ開始を決意する?」ITビビりのための、じぶんブログスタートアップ教室①【ブログ開始決意編】

 ブログを始めようと決めてから、今まで知らなかったことが山ほど出てきました。あまりの知らないことの多さに驚愕しています。でも、新しいことを始めるのは、ドキドキ、ハラハラしますが、ワクワクして楽しいですね。

 

 今日は、ITビビりの私がブログを始めようと決意するまでの過程をお話しします。ブログ開始の一歩が踏み出せない方の、少しでも参考になれば嬉しいです。

 

 私は、実は、インターネット上の掲示板や、ホームページのコメント欄に記入をすること、SNSで発言することが、これまで怖くてなかなかできませんでした

 今思うと、初めの発端は、中学生の頃に、部活のメンバーが作った掲示板に、悪口めいた投稿がなされたことだと思います。ネット上の文章で実際の人間関係が悪化し、先生が介入するまでに至り、ひと悶着あったのを今でも覚えています。私は投稿していなかったので、直接関与していなかったのですが、このメンバー同士でのトラブルをきっかけに、ネット上でコメントすることは怖い、トラブルに巻き込まれるのはごめんだから、投稿には慎重になろうと思うようになりました。

 

 しかし、それから20年ほどたち、今では、何も発言しないことは、ネット上では存在しないことになる、とも言われるまでになりました。多くの人がネット上で情報発信するようになり、ネット上に投稿するのが当たり前のようになってきました。慎重になること自体は望ましいことだと今でも思います。ですが、このまま何も発信しない、発信の方法も知らないのでは、取り残されてしまうのではという焦りも生まれてきました。

 

 この焦りは、mixiが始まった頃から顕著になりました。しかし、世の中に、TwitterFacebookInstagramといったSNSができても、その焦りを克服して、何かやってみようとまではなりませんでした。とりあえず、友達に勧められて登録はしてみるものの、良くて見るだけ。次第に閲覧することもしなくなり、友達同士で交わされる有益な情報交換の場を失っている自分を悔し気に見る、そんな状態が続いていました。

 

 こんな私ですが、とりあえず、ブログから始めてみようと決意することができました。決意できた理由は、作家になりたいという自分の夢に向き合うことができたからです。

 

 このコロナ禍で自然と自分を見つめるようになりました。いつ死ぬかわからないということが目の前に迫り、その恐怖があって初めて、したいことをしよう、自分が本当にしたいことは何なのかということに、やっと真剣に向き合うことができました

 そこでたどり着いたのは、何か書きたい、できれば、未来の人にも何かを伝えられる本として形に残したい、という思いでした。

 

 まずは、作家になるということを目標として手帳に書きました。その時から、作家になるための方法を探すアンテナが作動し始めたのです。そうこうして色々な本を読んだり、日常生活を送ったりしているうちに、今まで漠然とは知っていた、ブログを書いて著書になるという方法が、現実的なものとして感じられるようになってきました。

 いつか具体的に示しますが、読んだ本や、セミナーの講師や、ネット上の情報が、みんな一様に、「作家になりたいならブログを書きなさい」と言っているように思えました。暗示のような気もしましたが、やっぱり大事なのだと、その情報1つ1つに出会うたびに思い知らされたので、信じてみることにしました。

 

 そして誕生日を迎えた日、新しい自分に一歩踏み出したいという思いが、決意に変わったのです。ブログを“書いた方がいい”から、“書く必要がある”に転換することができたのです。「ブログを書いて著者になる」ということを本格的に意識しだしてから、2週間目のことでした。

 

 決意して実際にブログを開設したのはその翌日。作家になりたいと思ったのは中学生の頃。それ以降、作品を書くなど具体的な行動をしていなかったので、ブログを始めて作家になるトレーニングをようと決意するまで、少し時間を要した気もします。

 でも、ブログの必要性に気付いた頃は、3か月以内に始めればいいやという思いでした。それが2週間に早まったのは、一日でも早く、何かを書き始めることの方が大切だということにやっと気づけたからです。

 本気になれた今、この時期に始めることが私にとって一番いい時期だったのだと思います。

 

 何事も無理して始めるのではなくて、流れに身を任せて、自分の心がその方向を向くまで待つ。それも大事かもしれないと、今回気が付くことができました。

 

 私にとって、ブログを書くことは、文章を書く力をつけるための手段です。もちろんその過程で、誰かのためになりたいという思いや、自分の強み探しをするという、目的もあります。そして、ブログが軌道に乗ってきたら、ブログで収入を得る方法も知りたいという野心も、ないわけではありません。

 

 ブログをなぜ書くのか、このことを考えることが、実際に始められるかどうかのポイントなのだと分かりました。恐怖を勇気に変えるのは、自分自身の決意でしかない自分を変える決意をすること、それが何よりも大切だと気が付きました。

 

 もし、ブログ開始の一歩を踏み出せない方がいたら、何のために始めるのか、目的を明確にすることが、勇気を出す一番の近道だと思います。

 目的を明確化すると、自然にそれを達成する行動が始まる。人間に備わったこのプログラム、本当にすごいと実感しています。