紫月のじぶん教室

自分で自分を開発していく自己啓発のブログです。作家になることを目標に体験記を書いています。

「造花をアレンジするってどんな感じ?」じぶんフラワーアレンジメント力育成教室【2020年7月の学び】

おはようございます。紫月です。

今日は七夕ですね。七夕と言えば、いつもお天気が悪いような気がして、地上から天の川が見られた記憶がほぼないのですが、今年は見られるといいですね。

 

さて、最近またより一層ムシムシしてきましたね。

こんなに暑いと、お花を活けたり飾ったりしても、すぐに枯れてしまいます。そんな悲しみを克服するためにできたのでしょうか。私の通っているフラワーアレンジメント教室では、夏場は、生花でなく造花でフラワーアレンジメントをすることが多いようです。

今日は、私が生まれて初めて造花でフラワーアレンジメントをした体験について、感じたことをお話いたします。

 

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アーティフィシャルフラワーでの壁掛け

≪目次≫

 

【造花ってどう?】

①今までの造花観

今まで、実家や親戚の家で、造花を花瓶に飾ってあることがありました。買った初めのころは、色鮮やかで綺麗で見ているだけでテンションが上がったものです。本物みたいで綺麗だねと喜んだ覚えがあります。

 

しかし、形あるものはいつか朽ちてしまうものです。遠くから見れば華やかだけれど、だんだん色あせてきて、近くで見ると生地のほつれや、被ったほこりが目立つようになりました。

 

おそらく100均などの安い造花だったのもあると思います。そして、最近の話ではなく、ずっと前に買ったものの話です。今はもっとクオリティが上がっているのだと思いますが、当時は造花の限界を感じていました。

 

造花に対するイメージがそこまでよくなかった私は、造花でアレンジすると聞いて少し不安を覚えました

造花で枯れないんじゃ、どんどん作品が増えて飾る場所がなくなってしまいそう、という心配もありました。

造花でも直射日光を浴びたり、あまりにも暑かったりすると、傷んできてしまうようなので、これも永久的なものではないようです。

 

それを聞いて少し安心したりしましたが、さぁ、気になる初めて造花でのアレンジ。その造花はどんな感じだったのでしょう。

 

②今回の造花

今回、お教室で用意してもらった造花は、「MAGIQ(マジック)」というブランドの造花でした。「MAGIQ(マジック)」のホームページを見てみると、リアリスティックとアーティスティックにこだわりを持って作っているとのことでした。

 

このような、クオリティの高い造花を、「アーティフィシャルフラワー」というそうで、生花とブリザーブドフラワーに並ぶ第三の存在として、欧米だけでなく日本でも注目されているようです。

 

日本アーティフィシャルフラワー協会」というものがあることも知り、ただの造花ではないということを強く感じました。造花というと失礼な気がしたので、長いですが、造花という代わりに「アーティフィシャルフラワー」と言うことにします。

 

実際、今回のアーティフィシャルフラワーを見てみると、質の高さを感じました。色合いや、つや、葉の葉脈、花の花弁、ひとつひとつに、緻密さと感性を感じました。

 

見ただけでは作り物かわからないくらいのリアルさがあります。そして触ったときの感触も、生花のような重しっとり感のある手触りがありました。

 

今まで見てきた造花とは明らかに違うもので、まさにアーティフィシャルフラワーというにふさわしい、芸術性を感じました。

現に、花材のお値段も、生花より少し高く、人の手が込んでいるのを実感しました。

 

今回用いたアーティフィシャルフラワーは、6種類でした。

  • 赤と白のスプレンダアンスリウム
  • オレンジ色でフワッと丸い花弁のマムピンクッション
  • 赤い火が灯ったような花の周りを葉が囲っているサバンナエリンジウム
  • 銀色に模様がついたハート型のツタの葉、ロストミニアイビー
  • 葉と実の組み合わせがかわいいガーデンベリーバイン

 

【造花でアレンジするってどんな感じ?】

アーティフィシャルフラワーのアレンジを教えてもらって一番に感じたのは、

「工作じゃん!」という感覚でした。

 

悪気があって言っているわけではないのです。おそらく、私に「工作が苦手」という思いがあるから、そう思ったんだと思います。

 

用意されたワイヤー、糸、テープ、ハサミ、のり…そんな道具を見て、あれで結んで束ねていくんだなと思った瞬間、ちょっと抵抗感を感じてしまいました。

なぜなら、私、紐を結ぶのが苦手なんです。うまく結べなくって、イライラしてしまうんですよね。あぁ、普通の生け花やアレンジメントは、切って挿すだけだから、なんて簡単だったんだろうと、改めて思いました。

 

簡単に流れを紹介すると、まず、葉物と花を分けて、それぞれいい感じにワイヤーで束ねます。今回は、壁掛けのお花を作るということで、アーチ状になるように作りました。

 

葉物の上に束ねた花を重ねて、さらに2つを緑のビニールテープで束ねます

この束ねていく作業が、私の苦手そのものの作業でした。ワイヤーなどを使って束ねるのですが、束ねている間にどんどん花がずれていってしまいます。ワイヤーの巻き方も、ただグルグルすればいいのではなくて、ちょっと手が込んでいました。

 

ワイヤーの上から、「フラワーテープ」という緑色のテープを巻いてワイヤーを隠します。ビニールテープは、大きめの葉にのりを塗って、それで隠します。「グルー」という、コンセントに線をつないだピストルの形をした機械から出る、熱いのりを塗りました。

 

今回、フラワーアレンジメント専用の道具が色々あること知りました。色んな人の経験や英知、工夫の積み重ねを感じ、新しいものと思っていたフラワーアレンジメントにも歴史があることを知り、少し感動しました。

 

【終わりに】

家に帰ってきて、玄関に飾ると、またもや子供たちが「きれいだね~」と言って騒いで喜んでくれました。写真にするとあまりうまく撮れなくて、オシャレ感が伝わらない気がするのですが、素敵なインテリアが我が家にやってきたなーという感じで嬉しくなりました。

 

アーティフィシャルフラワーには、ワイヤーが入っているので、ある程度自由にその花の位置を変えたりすることができます。ちょっと向きを変えたりすることで、また違った印象になるのも楽しいです。

 

来客もほとんどない我が家ですが、今度誰かが来た時に気づいてもらえるか少し楽しみです。アーティフィシャルフラワーがどれだけもつのかなども含め、今後の見え方の変化などもよく観察していきたいと思います。