紫月のじぶん教室

自分で自分を開発していく自己啓発のブログです。作家になることを目標に体験記を書いています。

「育休中に死んだ脳細胞がある気がしない?」じぶん私発見教室

おはようございます。紫月です。

最近、ちょっとした悩みがあります。

それは、頭の回転が鈍くなったような気がするということ。

頭のねじが一本なくなってしまったのかなと思うくらいに、前は普通にできていた仕事のことが、何だか急に普通にできなくなっているような気がするのです。

 

あまりに育児をしている時間が長すぎて、いつも仕事で使っていた脳の一部が退化しちゃった?いや、死んじゃった?

そんな風に思ってしまうくらい、自分の変化に困惑しています。

 

今日は、そんな悩みの理由を紐解きつつ、今後どうしていけばよいか、私なりに考えてみます。

 

≪目次≫

 

【育休中に脳が変わってしまったと思う理由】

1 仕事の話についていけない、理解できない

私を雇ってくれている会社や、仕事を教えてくださっている方々には、本当に申し訳ない話です。ごめんなさい…。

 

仕事に復帰してから、訳が分からない話に触れる機会が多すぎて、最近何だか少し滅入ってきてしまいました。

 

法務部出身でないのに、法務の仕事をしていることもあって、打ち合わせで繰り広げられている会話についていけないんです。あまりに話が専門的で細かくって…。

 

まだ復帰して2か月なので、初めの頃は仕方ないと思っていたのですが、最近立て続けに複雑な話を聞く機会が増えたからか、もしかしたら自分の頭がおかしいのでは?と思うようになってきてしまいました。

 

今の部署には、育休前に1年いたのですが、途中で妊婦になり、つわりで産休少し前までずっと吐き気を抱えながら働いていました。子供や自分の体調を崩すことが多く、仕事も休みがちだったので、仕事の経験が少ないのが分からない原因の一つというのは確か。

 

でも、同じ部署の人が相手方に指摘する、「理由になっていない」とか「理由が欠如している」とか、話の論理的な組み立てについての話題にもついていけていないんです。勿論、分からなければ聞くのですが、説明していただいてもチンプンカンプンのこともあって…。これはいけないと危機感を感じ始めました。

 

2 人に説明しようと思っても言葉が出ない

自分の中で理解ができていないと、こんなにも話せないものなのだ、という感覚を初めて感じました。

 

相手方から聞いた話を、それを聞いていなかった第三者に伝える場面がよくあるのですが、早く伝えなきゃという思いが先行して、伝えに行っても、言葉が口から出てこない!

 

会議で聞いた話の要点を報告しなくてはいけなくても、要点が分からず、思い悩んでしまう。

 

自分で作ったり、取りまとめたりした資料を、誰かに渡すときに、説明しながらうまく渡すことができない。

 

電話で問題点を指摘しようとしても、分かりやすい言い方で伝えることができなくて、相手に混乱を生じさせているような気がする。

 

育休中に、家族以外とほとんどしゃべらなかったため、話すという行為に緊張してしまっている気がします。しかも難しい話題は一切していなかったため、難しい単語を口にすることすらできないし、敬語も滅茶苦茶な気が…。

 

話すのって、こんなに難しかったっけ?

言葉が出ずに固まってしまうことが続き、口に轡(くつわ)をはめさせられたような、思うように言葉が出ない感覚に動揺しています。

 

3 難しい言葉の文書が頭に入ってこない

自分の言葉で話せないばかりか、文章を読むこと自体もサクサクできなくなっていて困っています。

 

育休中も本だけは沢山読んできました。読んできたどの本も、訳が分からないという本はありませんでした。勉強していた行政書士の参考書も、たまに分かりづらいところがあっても、わっかんないな~みたいに思うことはそんなになかったのに…。

 

仕事に復帰してから渡される文書は、冒頭からいきなり「ん?」と思わせるような難解文書ばかり。

専門用語や知らないことが多すぎて、その都度立ち止まり、最後まで読んでみても、結局何が言いたかったのか、分からない。時間をかけて調べて、何回か読んでやっと理解できる。そんなことが続いています。

 

読んでいる文書の多くが法規文や国などの制度の説明文、他の部署の事業の報告文なのですが、言葉が漢字だらけで、しかもお堅くって難しくって、ちっとも頭に入ってこない…。時間ばかりかかってしょうがないので、これまた馬鹿になってしまったのかなと、焦っています。

 

自分でこれから小説を書きたいということもあり、文の書き方の本を読んで、分かりやすい文であることが一番大事、と学んできました。なので、世の中に、こんなにも分かりにくい文書が存在していることを実感できて、少し面白いなと思ったりもしています。

 

4 ケアレスミスばかりする

ここは間違いやすいから注意しないといけないぞ、と思いながら作業をしたり、行動したりしているのに、そこを間違えてしまうという悲惨な状況が続いてしまっています。

 

注意力が散漫になったな、年のせい?なんて思いながらも、これが続いたら、適当な人だと思われかねない、とこれまた焦りを感じています。

 

5 やけに人の表情、しぐさ、雰囲気が気になる

2年も会っていないのに、昔の雰囲気と変わったところがすぐわかって、ハッとすることが沢山ありました。2年って、そんな長い年月だったのねと感じずにはいられませんでした。

 

子供とずっと一緒にいて、舌っ足らずの言葉の意味を理解しようとしたり、泣き方や表情や全体の雰囲気から、何を言わんとしているのかをつかもうとしているばかりの育休生活だったので、そういう視点で大人にも接している自分がいる気がしました。

 

 この人は今ちょっとお疲れみたい。

 昔に比べて表情が暗くて声も小さいけど、今、大変なのかな。

 この人の話し方は、てきぱきしていてもう完全に理解してるって感じ。

 この人は、あの人のことをあんまり良く思っていないのかな。

 

こんな風に、その人のオーラなどそういう情報ばっかりが自分に入ってきて、肝心の話の内容に集中できていない感じがしています。

 

【今後とりたい行動】

1 自分の変化を気にしない

育休前に仕事をしていた時は、もう少し話の内容も理解できたし、書かれた文書の内容もすんなり分かった気がします。

関わっている内容が、たまたま以前に比べ難しいというのは確かです。前提知識が必要な話ばかりですし、背景が分かっていないと分からないことばかりなので仕方ないのかもしれません。

 

ですが、余りに日々分からないと感じることが多い気がするので、自分の脳に問題が起こっているのではないかと思い始めてしまいました。

 

もし仮に、脳のどこかが退化して、論理的に物事を捕らえる能力が落ちていたとしても、それはどうしようもありません。そして、本当は多分そんなことはなく、ただの思い込みでしょう。

 

わかんない~、とか、馬鹿だな~と思っているのは、私だけではなくて、他の人も聞いたら分からない話なのかもしれません。

自分が感じるネガティブな感情は、錯覚かもしれないから、あまり深く考えすぎず気にしないようにするのがいいような気がしてきました。

 

2 慣れが必要と心得る

仕事を始めた頃は、分からないことがあって当たり前。今は慣れてきた育児でさえ、初めは全てが分からなくて、戸惑っていました。それと同じことが今仕事でまた起きているというだけのこと。

 

難しい話も、難解な文書も、慣れていけば、それが普通になるはず。

ついていけない話も、何度か聞いていれば話が繋がるようになって、自分の頭で整理できるかもしれません。

 

焦らず、経験を積むことだけに注力する。

それを妨げる思考は排除する。

それが、一番早く慣れていける方法で、こんな悩みを吹き飛ばしてくれる確実な方法な気がしました。

 

3 自己否定をやめて、諦めずに最大限の努力を続ける

ミスや理解できないことが続くと、今のように自分の能力に懐疑的になってきます。実際、自分の力に問題はあって、全てがすぐに分かるほどのいい頭ではないのだと思います。ですが、そこで落ち込んでも、その能力は改善されることはありません。むしろ、逆にマイナス方向へ進んでいくだけ。否定すれば否定するほど、自分が縮こまっていくのを感じます。

 

自分ダメだな~と思っても、そのくらいでストップ。

じゃあ、どうしたらいい?を常に考えて、前に進むことのほうが何より大事ですよね。

 

自己否定に費やす時間こそが一番無駄な時間

そう思って、大切な物事を理解する時間に時間を費やそうと思います。

 

今の状況が嫌なら、諦めないで改善する道を模索するしかありません。

今何ができるか。そのことだけを考えて、ただひたすらできることに注力する。

そういう腹積もりで、今自分ができる最大限の努力を重ねていこうと思います。

 

4 自分の感覚を大切にして、素直に周りに伝える

頑張るといっても、自分だけではどうしても前に進めない限界もありますよね。

 

分からな過ぎて辛い。

何が分かんないのかも分からない。

どこからどう手をつけていいか分からない。

 

そんな思いで苛まれてしまったときは、もう素直にそれを伝えて助けを乞おうと思います。「こいつ、何にもわかってないな」と思われるのは確かに悲しいですが、今聞いて理解しなければ、そう思われる時間が長く続くだけです。

 

その嫌なループから早く抜け出すためにも、一人でできることには限界があると理解して、周りのお力を借りる勇気を持とうと思います。

 

一人で悶々と悩んでいるより、恥を受け入れる覚悟を持って聞いた方がよっぽど早いし、むしろかっこよくすらある気がする。

 

できるところまでやったら、自分のプライドなんか気にせず、相談しよう!

それができる方がよっぽどステキですよね。

 

【終わりに】

少し前の仕事復帰直後は、悩む暇などもなく、ただ目の前の仕事にがむしゃらになって取り組んでいました。それが今、「悩みを抱える」という状況になったのは、少し慣れが出て、余裕が出てきたからなのかもしれないですね。

 

同じように、育休と仕事の時の脳の使い方の違いに困っている方はいないかな、という思いで、悩みをつらつら書きました。

 

私が以前見ていた、横山信弘さんの絶対達成チャンネルというYouTubeで、子育てをしていると感覚優位になって、仕事で論理的思考がしにくくなるということを言っていました。そのお話を聞いていたから、まさに自分がそんな状態になっているのを強く感じているのだと思います。

 

仕事ではデメリットになりそうな、感覚優位の状態。これを仕事で主に使う論理的思考力に徐々に置き換えていく必要があるのではないかと思いますが、折角子育てで鍛えらえた感覚優位な状態を手放すのも惜しい気もしています。

 

バランスよく自分の感覚も、論理的に考える力も使えるのが一番だな~なんて、欲張りに思ってしまいます。美味しいとこどりで、自分がしっくりくる感じで、日々仕事も育児もしていけたらいいなぁ~。

 

ブログで振り返るきっかけができたので、気持ち的に少し落ち着いてきました。自分の気持ちを吐き出して話したり、書いたりするのって大事ですね。また困ったことがあったときは、こうやって少しづつ整理しようと思いました。

 

今日もありがとうございました!