紫月のじぶん教室

自分で自分を開発していく自己啓発のブログです。作家になることを目標に体験記を書いています。

「育休中の手荒れは仕事復帰で改善する!(2)」じぶん美意識活性化教室

おはようございます。紫月です。

昨日の記事で、私の本格的な手荒れとの戦いの序章をお話ししました。

今日は、手荒れの主戦場の場となった、育休中の様子と、改善傾向にある今現在の様子についてお話します。

 

【育休中に手荒れが悪化した原因】

ベトナム帰国後から悩まされた、アルコール除菌のし過ぎによる、手荒れとの戦いは、思ったよりも長引きました。

数週間で収まるかと思った乾燥による指先の違和感は、帰国後の秋から低湿度の冬の間続きました。

 

春頃からは気にならなくなり、高湿度の夏を迎え平和な時期を過ごしたのもつかの間。

1人目の子供を産んだ秋。私と手荒れとの戦いが再燃することになります。

 

新生児は、抵抗力が弱いから。

と、哺乳瓶も、消毒が必要で、子供が生まれてから、何かと「ばい菌」に対して、気を遣う生活が始まりました。

 

1日10回前後あるオムツ換えの後は必ず手洗い。

いつもの食事の準備に加えて、哺乳瓶を洗うときに水仕事。

自分のトイレの後は、水だけでなく石鹸で手を洗いに行く。

ミルクやウンチで汚れた洋服を手洗い。 等々…

 

もしかしたら私が気を遣いすぎたのかもしれません。でも、子育てをし始めて、確実に水に触れ、石鹸で手を洗う回数が増えました。

 

ゴム手袋にいちいち手を入れている時間さえも惜しく、素手で食器洗いを済ませることもしばしば…。

もちろん、洗った後に保湿をする時間など、泣きわめく子供を見れば瞬時に吹き飛び…。

 

気づけば、目の前の手の内側は、子供に触れるのをためらうほどのガサガサ状態に

 

流石に、そのまま放置はためらわれ、極力、お皿洗いはゴム手袋をするように努め、洗浄に用いる石鹸も食器洗剤も、手に優しそうなものに変え、寝る前にハンドクリームを塗るよう、すぐできる生活の改善は試みました。

 

しかし、その努力もむなしく、状態は悪化の一途

自分の状態だけで、病院に行くのも、小さな子供がいると、通院の時間を確保することを考えたりするだけで面倒くさい。

様子見の時間が少し続きましたが、いよいよまた、乾いた洗濯物のタオルを畳むのすら辛くなってきたので、再び皮膚科を尋ねました。

 

「あら、酷いね。」

また前回と同じようなお言葉をいただき、少し安心するも、今回は前回と違って、赤ちゃんを世話しながらの授乳婦としての受診。

ステロイドの塗り薬は、赤ちゃんに触れると良くないということで、弱めの塗り薬と、ハンドクリームを貰って帰宅。

 

う~ん。赤ちゃんがいると、手荒れの治療さえ、まともにできないのか…。

 

子供を産む前には、妊婦の大変さも、授乳婦の苦労も全く知りませんでした。

色々なところで、制約がありますよね。

授乳が終わって、使える薬が増え、とても喜んだ覚えがあります。

 

私と手荒れとの攻防は、一進一退

子供も成長し、手洗いの回数が減ってきたかなと思うと、離乳食が始まって、お皿洗いが増えたり、外遊びで汚れた洋服の手洗いが待っていたり。

 

授乳が終わって、強い塗り薬を塗って、すごく良くなったと感動しても、少し手を使いすぎるとすぐに元に戻ってしまう…。

 

そんなこんなで、私と手荒れとの戦いは、2人目子供が生まれてからも休む間もなく、5年ほど続いていました

 

あかぎれて、ひび割れて、時には血が滲み、痛い痛いと言っている日々。

仕事復帰のために、準備として本を読む時間を増やすも、ページをめくるための指紋も潤いもなく、ページをめくるのに時間がかかるという事態。

パソコンとスマホのパスワード入力に指紋認証という便利な機能があり、登録してみるも、日々手荒れで指先の文様が変わるからか、すぐに認証できなくなり使用不可に…。

コロナで消毒と手洗いの機会がまた増えて、また悪化。

 

そんな、地味にストレスが溜まる生活を続け、こんな手で仕事復帰しなければならないのかと、ため息交じりでまた皮膚科に行きました。

 

「ず~っと、良くなったり悪くなったりを繰り返していて、全然元に戻らないんですけど、これって、もう治んないんですかねぇ?」

もう諦めた方がいいのかと思い、すがる気持ちで聞いてみると、

「そうですね、もう治らないと思った方がいいのかもしれません。」

 

予想と期待と半々で聞いた質問でしたが、負けの色が濃厚ということが判明。

一生、戦い続けるのか。

 

と、戦い続けることに疲れた私は、手荒れとの共存を受け入れました

頑張って戦うのではなく、休戦の状態を維持できるよう努めることに、最善の努力をする方向にシフトしました。

 

【仕事復帰してから改善した理由】

そんな、半ば諦め、仕事を初めて少し経った頃、最近、手指がサラサラしていることに気がつきました。

 

よく見ると、指紋の上にあった、深いヒビのような割れ目も、線も、お風呂から出てふやけたような状態になった皺皺な状態なのも、だいぶ薄くなっている気がしました。

 

爪周りのキメの粗い皮膚はまだ気になるし、仕事で紙の枚数を数えるのは、紙がうまく指についてこなくてとっても遅いままだけれど、明らかに見た目が綺麗になっている!

 

もう治らないと言われた手荒れが、改善してきている!!

 

とっても嬉しくなりました!

仕事に復帰した一番の恩恵だったと思っています!

 

さて、なぜ仕事に復帰してから、手荒れが良くなったかというと…

私は決めていたんです。

仕事に戻ったら、トイレに行って手を洗ったら、必ずクリームを塗ると!!

 

そのために、匂いがとても好きな、普通のハンドクリームよりは高価な、ロクシタンのハンドクリームを色々と取り揃えて準備していました。

 

そして、デスクに忍ばせた、4、5本のハンドクリームを、トイレから帰ってきて、仕事にとりかかる前に、必ず塗るようにしました。

 

ロクシタンのクリームは香りがよくって、毎回今回はどれにしようかな、と選ぶ楽しさがあります。周囲への香害になっていないかは、若干気になりますが、1日1回しかそのクリームは使わないので、同じ匂いで嫌がられることはないかなと。

 

香りにも癒されて、リフレッシュできますし、塗るたびに手荒れが改善していると思うと、むしろトイレに行くことが楽しみになってきたりするので、気分転換になっていいなと思っています。

 

今まで、家で過ごしているときは、いくらトイレの中にクリームを置いていても、その次にする作業でベタベタしたくないとか、すぐ子供に呼ばれるとか、バタバタしていて塗ること自体忘れてしまうという感じで、水で手が濡れても放置になってしまっていました。

 

それが仕事に行って、水に触れる回数が減り、水に触れた後は必ず保湿してから仕事、という習慣をつけることができました

 

子供と家事に追われないって、自分のペースで始めたりできる大人の世界の仕事って、なんて素晴らしいんだろう

それを実感させてくれた、私の手でした。

 

これまで、色んなハンドクリームを試してきましたが、昼間だけでなく、夜寝る前につけはじめた新しいハンドクリームもよかったような気がしています。

 

コーセーの「コエンリッチ ナイトリニュー ハンドクリーム」という*夜用*とうたわれたクリームです。

クリームに書いてある通り、ホントに「翌朝超もっちり」なんですよ!

今まで、同じハンドクリームを買い直したことはなかったのですが、こちらはリピ買い!

香りも私好みで、睡眠を妨げませんし、カプセルinで、しっかり揉みこまなければいけないのも、効果を高めているような感じがします。

 

【終わりに】

もし子育て中、手荒れに悩んでいても、まだ諦めるのは早いです!

保湿をできる時間がとれる状態になったら、きっと少しは改善します!

 

年々老けていく手指に、幻滅する日々は、辛いですよね。悲しいですよね。

でも、仕事に復帰して、落ち着く時間が取れるようになれば、私のように回復する可能性はあると思います。

 

仕事前の数か月は、ステロイドの薬を使わず過ごしていたのですが、今回改善したのは、保湿を強化したからでした。

手荒れの状態がひどい時は、塗り薬を使うことが大切なのかもしれませんが、そこまでではなく、私のように保湿を頑張ってねという状態の時は、どこまで本気で念入りに保湿したのかが大切なのではないかと思いました。

 

仕事復帰前、手の甲の血管の浮き、いわゆるハンドベインも気になって、思わず『「老け手」解消! 手・腕に浮き出る血管はこうして改善する』(阿保義久著 PHP研究所という本も買ってしまっていました。

まだざっくりとしか読めていませんが、その中でも、保湿は大事とありました。

 

その本の言葉のあと押しもあって、今回頑張ってみたところ、ハンドベインも目立たなくなってきていたのです!

ビフォーの写真を撮っておけばよかったと思うくらい、ビフォーとアフターの手の様子は違っています。

 

手荒れが気になる子育て中のママは、ホントの保活(保育園準備活動)が終わったら、新しい保活(保湿活動)に邁進するのがいいんじゃないかな~なんて思いました。

 

これからも保湿を頑張ろうと思うので、また何かいいクリームや方法を見つけたら紹介しますね。

 

今日もありがとうございました!

 

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