紫月のじぶん教室

自分で自分を開発していく自己啓発のブログです。作家になることを目標に体験記を書いています。

「トルコキキョウのような女性になる!」読書力養成教室

おはようございます。紫月です。

最近、私は、恋愛小説を書くためと、夫婦生活をより良くするために、恋愛指南本をよく読むようになっています。

 

今日紹介するのは、『「結婚できる女」になる36の方法』(Toshi&Lithi著 ㈱双葉社という本です。

ラブラブのゲイカップルのトシとリティによる、幸せになるためのエッセンスとスピリチュアルな知識が、オネエ独特の言葉で熱く語られています。

 

私は「結婚できた女」の部類に入ってはいますが、倦怠期という言葉がチラチラ頭をかすめることもあります。。

結婚を意識したころの気持ちを取り戻しつつ、よりイイ女になりたいな、という思いから、この本を手に取りました。

 

あと、ジャケ買いならぬジャケ選びですね。図書館で本を選ぶとき、私は新しくてきれいな本を選びがちです。お花の模様が可愛い表紙に惹かれて、すぐに借りてしまいました。

 

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元々、スピリチュアル系が好きなこともあり、どの話もすっと自分の中に入ってきました。

もっと日常生活や今ある愛を大切にしたいと思えるような、温かい言葉が沢山あります。とっても元気とやる気を貰える本なので、恋愛や夫婦関係を前向きに考えていきたいと思う方にはおススメです♪

 

≪目次≫

 

【この本が私を変えたところ】

「もし幸運なことに愛を見つけることができたら、それはまれであることを忘れず、決して捨ててはならない」

ホーキング博士の言葉として紹介されていました。

 

そして「毎日、同じところに帰ってこられることは奇跡の連続」と、著者は言っていました。

 

こういう言葉を聞くと、今ここに生きているということ、大切な人と出会って、日々笑顔で生活できていることが、愛おしく、ありがたくなってきます

 

「愛を「必死」ではなく、「真剣」に引き寄せる」ことが大事と書いてあり、確かに自分の場合は、特別必死ではなかったことを思い出しました。

がむしゃらになったり、じたばたするのではなく、この人と一緒にいられたら幸せになれそう、そういった感覚で真っすぐ向き合っていたような気がします。

 

ですが、ホーキング博士曰く、そういられたこと自体がまれだとのこと。

当たり前のような気がする今の生活も、奇跡の連続なんですよね。

今、幸せだと思っているのなら、それをどう大切に守っていくのか

今ある幸せの形に感謝して、より真心を込めて慈しんでいきたい

そんな思いにさせてくれました。

 

温かな気持ちになれただけで、家族と一緒にいられることに、より喜びを感じられるようになりました。目に映る何気ない景色が色鮮やかになって、家族の笑い声を聞くだけで心がほんわかしたのには驚きました。

 

柔らかな気持ちになれたこと。これがこの本を読んだ一番の収穫でした。

 

【実践しようと思ったこと】

1 そのままの自分を愛し、本音で生きる

「自分を愛することは、最高のロマンスのはじまり」という、オスカー・ワイルドの言葉が紹介されていました。

自分を認められると、毎日が一気に明るくなる気がします。自分の嫌な点が目に付くと、落ち込んでしまいますもんね。

 

「コンプレックスを乗り越える方法はとてもシンプル。他人と自分を比べる習慣をやめればいい」

確かにそうだよなと、よく言われる話ですが、また納得。

一体、何回、何千回、何万回、人と比べて生きてきたことか。

 

「レディとして生きていくために、そして愛を表現できる男性を引き寄せるために最も必要なのは自尊心とありましたが、自尊心を持つためにも、人と比べ過ぎないことは本当に大切だと思います。

 

あるがままの私を、それでいいと受け止めること。

人と比べて落ち込む自分がいても、落ち込んじゃうよね、だけど、そうやって落ち込んで、もっとよくありたいと思う自分も素敵だよ、と言ってあげられること。

そういうことが大事なのではないかと思いました。

 

「幸せな家族の条件は「お互いがホンネで生きられる」ということ」だそうです。

マイナス思考に陥っていることを無理に隠したりしないで、素直に家族に打ち明けたり、嫌な感情が生まれたときに、押し殺さないで助けを求めたり。

 

伝えたいと思ったことがあったら、自分にも家族にも心の内を隠さない。

 

言いたいのに言えないことを、言わない方がいいと簡単に自分に嘘をつかない。

 

そんな偽りのない自分を晒すことがまずは大切だと思いました。

 

自分の本音を曝け出すと、相手とぶつかる可能性もあります。それが怖くて、できなくなってしまうときもあるけれど、

「愛は、いつだって修復可能」だそうです。

 

“自分だけ”という思いをなくせば、理解しあえる可能性も高まる気もします。

「エゴを取り払ってぶつかってみて」とお言葉があったように、相手の気持ちも配慮しつつ、自分の思いを大切に、自分の気持ちを表現していこうと思います。

 

2 トルコキキョウのような優美で思いやりのある女性になる

「男性に愛されるのはトルコキキョウのような女性」だそうです。

バラのように「私を見て!」と主張しすぎることもなく、優しく穏やかで清楚な佇まいが、男性の守ってあげたいという思いを刺激するとか。

 

私は、バラの花が大好きですが、トルコキキョウよりキツイ印象もあるのは確か。

トルコキキョウの風になびくスカートのようなふんわり感や、透明感のある澄んだ花びらには惹かれるものがありますよね。

以前、フラワーアレンジメントでトルコキキョウを使ったときは、心が穏やかになったものです。

 

私はガーリーな服装が好きなスカート派なのですが、この話を聞いて、この路線は間違っていなかったと思えてきました。

自分のお洒落の方向性が分からなくなったときには、トルコキキョウを思い出して、柔らでかつ凛とした女性を目指そうと思います。

 

「批判的な波動は愛を遠ざける。愛とは裁かないことであり、受容しあうこと」とのこと。

トルコキキョウは、誰も裁いたりしなそうですよね。

 

そういった、男性を受け入れる姿勢は、フランス文学(マノン・レスコーカルメン等)から、女性としてのスキルを学ぶことができるともありました。

カルメンのお話は知っていますが、マノン・レスコーは知らなかったので、要チェックです。

 

カルメンの女性像と、トルコキキョウの見た目から考えられる女性像は全く違いますが、男性の心を受け止めるというのは共通しているのかも。

トルコキキョウの秘めた内側に芯のある感じは、ブレない自分と、相手を受け入れる包容力から来るのかもしれませんね。トルコキキョウの姿から今後も色々学びたいと思いました。

 

3 「自分の幸せ」を卒業して「私たちの幸せ」を考える

「男性が求めているのは肉欲を満たしてくれる女性ではなく、心から尊敬できる女性」だそうです。どうせなるなら、心の美しい女性になりたいものです。

 

そして、精子の思考パターンと、卵子の思考パターン」というのがあって、男性は、自分の全てを女性に捧げようとし、女性は大勢の男性の中から一番いいと思った人を選ぶとのこと。なので、思考パターン的に女性の方が、心は浮つきやすいとか。

 

確かに、結婚してもイケメンを自然と目で追っている自分がいるのも事実で…。

でも、そういった自分の気持ちばかりを大切にしてしまうと、いつまでも目の前の本当に大切な関係がおろそかになってしまいますよね。

 

自分の欲求ももちろん大切ですが、二人で作る「私たちの幸せ」を考える方が、より幸せになれるかもしれない。

 

ベストセラーになっているアドラー心理学について書いた『嫌われる勇気』『幸せになる勇気』(岸見一郎、古賀史健著 ダイヤモンド社でも、同様のことが述べられていましたが、この本もそのことを改めて気がつかせてくれました。

色んな本を読むと、忘れていた考え方を呼び起こしてくれるのでいいですね。

 

【終わりに】

良い夫婦関係を構築するには、気持ちの持ちようが大事なのだと思いました。

生きていること、大切な人に出会えたことに感謝の気持ちを持つだけで、二人の関係をより良くしようという気概が高まりますよね。

まずは、その気持ちを持つことが、いい関係を作るための一番の近道な気がしました。

 

そして、そんな風に思えるのも、その気持ちを表現することができるのも、トルコキキョウのように優しくて綺麗な淑女な気がします。

目指す女性像が具体的なイメージとしてあると、自分の言動に疑問を覚えたときに、きっと指針になりますよね。

 

この言動はいかがなものだろうかと思ったときには、トルコキキョウの美しさを思い出して、少しでもそれに近づけるように意識していけたらいいなと思いました。

 

今日も、ありがとうございました!