紫月のじぶん教室

自分で自分を開発していく自己啓発のブログです。作家になることを目標に体験記を書いています。

「本のデザインって大事!綺麗なお花や自然の写真がいっぱいな本って素敵♪」読書力養成教室&じぶん作家養成教室

こんにちは。紫月です。

今日は、『女がめざめる暮らし方 31レシピ』(大葉ナナコ著 サンマーク出版という本を紹介します。

 

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 私は、本屋さんに行っても、図書館に行っても、表紙を見て、気に入ったデザインがあると、中身に関わらず手に取ってしまうことが多々あります。

今回のこの本も、まさにそれでした。

 

図書館の本は、真面目な感じの本が多い中、この本はとにかく表紙が綺麗でした。

私好みだったので、いつもチェックしてから借りるはずの目次も確認せず、すぐに借りてしまったほどです。

 

中身を開くと、フルカラーのページも多く、可愛いお花や、宝石のフレームや背景、お花や自然の写真がふんだんに使われていて、とにかく、心が温かになるような幸せな気持ちになりました

 

≪目次≫

 

【この本が私を変えたところ】

この本で私が一番いいと思ったのは、表紙と、中身のデザインと写真でした。

内容をイメージしやすくするような、花や自然の風景が、重要なところに取り入れられていて、感覚でとらえられるようなところがありました。

 

グサリと刺さるような印象深い内容、というよりは、全体的にふわっとしていて、感性に訴えるというところがあるような気がしました。

抽象的なことを言っていることも多かったので、写真を利用して、このように伝えることもできるのだなと、新しい本の在り方に出会ったような気がしています。

 

【実践すること】

1 大人になってもピンクを愛していい!と安心しよう

私は昔からピンクが好きです。大人になった今でも、キッチン用品や、デスク周りの文房具など、部屋のあらゆるところにピンク色のものがあふれています。

 

ピンク色のものがあるものなら、選ぶのは大抵ピンク。

ピンク系の可愛い色がないものを選ばなくてはならないとき、テンションが下がってしまいます。

 

うちの長女も、私の影響を受け継いだのか、ピンク色の小物やおもちゃが大好きです。冒頭の写真も、ピンクの小さなおもちゃまみれですが、私も子供もこういうのに囲まれているのが好きなんですよね。

 

子供はともかく、大人になってまで、ピンク色を身につけるのは、なんだか恥ずかしいような気がして、最近は、紺や藍色を選ぶ割合も増えてきました。

 

が、しかし、この本では、「やさしいピンクは女を目覚めさせる魔法の色」とあったんです!しかも、「女性ホルモンの働きを高めて、気持ちを優しくする」効果もあると!

 

なんとなく、わかっていたことですが、よっしゃ~!という気持ちになりました。

 

産後で色々と気になる年頃になったからか、最近「女性ホルモン」というワードに敏感なんですよね。

 

ピンクをもう我慢しなくていいんだ!

ピンクは女性ホルモンを増やすんだ!

 

そう思った瞬間、元気が出てきて、女性ホルモンがバンバン出てきている気がしました笑

 

著者曰く、オススメは「ピンクのお湯にゆったり浸かるお風呂の時間」とのこと。

 

確かに、バラの香りとかして、めっちゃ癒されそう~。

 

この年で、ピンク?と、考え込んでしまうときもありましたが、これからはピンク解禁で、自分がいいなと思うものを素直に選んで、女らしさを上げていきたいなと思いました。

 

2 心も体もゆるめて自然体でいこう!

英語のwomanは、womb(子宮)+man(人)という語源だそうで、Wombは子宮という意味であるとともに、「成長するところ」という意味を持つんだそうです。

 

著者がこの本で何度も言っていたのは、女性は「ゆるむ」ことが大切ということでした。

 

いつも緊張して気を張っているのでもなく、誰かと張り合うかのようにツンツンしているのではなく、何でも受け入れる子宮のように、フワフワで心地よくゆるんでいる女性。

 

そんな人になれたら、自分も楽だし、周りも安心して、好きな人たちだけに囲まれる穏やかな毎日を送れるような気がしました。

 

子育てをし始めて思ったのは、毎日毎日時間に追われていて、ゆるんでいる時間をなかなか持てないということ。

いつも、せかせか、早く早くと、自分も子供も追い立てて、キリキリした日々

それがゆるっとゆるまることができたら、どんなにいいだろう、っていう感じです。

 

時間がないからいつもイライラしているんだ、と言ってしまえばそうなのですが、逆に、気持ちの持ちようで、もう少し、気を楽にして人を待ったり、自分や相手を許容して、ゆったりすることもできるのではないか?

この本を読んで、そんな可能性に気がつけたような気がします。

 

私の理想の素敵な女性は、穏やかで優しさがにじみ出ているような女性です。

振り返ってみると、子供が生まれてからの私はそれに程遠い存在になってきているような気がします。

 

上手くできない日が今後も続くと思いますが、

「ああぁ~またあんなに怒ってしまった」

と自分を責めたくなってしまうときには、心をゆるめて、深呼吸して、ありのままの自分、ありのままの出来事を受け入れられるようにしようと思いました。

 

3 理想の「make love」を見つけよう!

本の中で、『交尾』という美しい写真集があると紹介されていました。蝶が綺麗な羽根を羽ばたかせて交尾をしているなど、とても神秘的で綺麗だそうです。

 

そして、人にとってのそれも、映画のラブシーンの中にたくさんのヒントがあると述べていました。

 

漫画でも、映画でも、ドラマでも写真集でも、愛し合った男女が触れ合う姿は、とても綺麗で、私はいつもうっとり見てしまいます。

 

おススメの映画が紹介されていたりしたので、何だか急に、色んなラブシーンを観たいなという気持ちになってきました。

 

こういう少し高揚したような気持ちが、女性ホルモンを活性化させて、若返るんだなぁと、また少しおばさんくさく思ってしまいましたが、こういうワクワクした気持ちは大切ですよね。

 

他の本でも、映画を一緒によく見る夫婦は仲がいい、ということが書いてありました。二人で見る時間がなければ、自分だけでもいいから、映画や漫画や小説などで、素敵な「make love」を見て、そのなかでも選りすぐりの理想の「make love」を見つけて、自分の生活の中にも反映させていきたいなと思いました。

 

4 いくつになっても恐れずに素敵な女性でいよう!

「更年期ではなく更新期」

「新しい自分のスタート」

「50代はあらゆる年齢の男性を恋愛対象にできる」

 

年を重ねることに怯えている私に、この本は、心強い考え方を教えてくれました。

 

産後、育児ノイローゼ気味になった私は、

「子供を産んで子孫を残すという役目を果たした今、私が生きていく意味はなんなの?」

ということばかり、考えていることがありました。

 

今は、子育て以外にも、自分が本当にやりたいという夢を見つけ、また新しいスタートを切れたと思っているのですが、次には更年期という壁があると思うと、少し憂鬱で不安な気持ちがぬぐい去れないでいました。

 

ですが、「更年期は更新期」という新しい言葉を聞いて、その不安も少し減りました。今回の産後のように、更年期と言われず時期にも、また新しい扉が開いて、新しい世界が見える。それならちょっと楽しみかも

明るい気持ちになれて、ちょっとだけホッとしました。

 

「何歳を生きていようと、年相応の美しさはある。」と著者が言っていました。

その言葉を噛み締めて、自分の体の変化に一喜一憂せずに、ゆったり受け入れていけたらいいなと思いました。

 

【終わりに】

最近は、文章の書き方を重点的に学んできていたので、本は、文章の中身や面白さだけで、読者を楽しませるもの、と思っているところがありました

 

ですが、実際は、私自身も、挿絵や表紙が気に入って、ラノベを選んでいたり、ジャケ買いで買っている本も少なからずあり、文章以外が果たす役割も大きいのだなと感じました。

 

もし私が、実用書を出すことになった場合は、中身にもよりますが、今回の本のように、綺麗な写真やデザインが施された本を作りたいな~ということを強く思いました。

 

気に入ったデザインの本が手元にあると、それだけで幸せな気分になれますよね。

この本は、手元においてたまに眺めたくなるような、理想の本でした。

 

この本みたいに、心がときめく本を作れるように、私も、心も体もゆるめた素敵な女性になって、毎日いい気分で過ごせるようにしようと思いました。

 

今日もありがとうございました!