紫月のじぶん教室

自分で自分を開発していく自己啓発のブログです。作家になることを目標に体験記を書いています。

「かったるいときの書き進め方」小説執筆3週目 じぶん作家養成教室

こんにちは。紫月です。

今日は暖かいですね。五月上旬並みの暖かさだとか!

 

私は、冬季うつ病の気があって、晩秋になるといつも段々悲しい気持ちになるのですが、この2月という季節は、その逆ですね!

春の訪れを感じることができる季節なので、三寒四温のときのあったかい日が来るたびに、テンションが上がっちゃって、イイ感じのホルモンがバンバン流れ出ているような気分になります。春季躁病とでも言いましょうか!笑

 

さて、そんな今日の私ですが、書き始めてから早三週目が立とうとしている今週、必ず来るであろうと予測していた体調不良という小さな嵐に遭遇してしまいました。

 

体調不良は、やっぱりやっかいですね。

計画は崩れるし、何も身に入らないから大したことはできないし。

そんな体調不良時の執筆初経験についてお話します。

 

f:id:shizuki2033:20210221143015j:plain

飛びたつ時までじっと待とう。春はすぐそこ

≪目次≫

  

【今週やったこと】

今週は、第一章を書き上げる後半の一週間として、週の初めをスタートさせました。

ですが、子供たちの風邪菌が私にも巣食ってきたのか、見事感染。鼻水と痰とだるさとのどの痛みが、良くなったり、また悪くなったりして、本調子ではない日が半分くらいありました。

 

こんなご時世なので、子供たちと一緒に家でゆっくり過ごしていたおかげか、過度に悪化することはなく、今こうしてブログをかけるくらいにはなりました。それは、本当に嬉しい限りです。

 

でも、体調の回復を優先させた結果、今週中に書き終わるはずだった第一章は、書き終わらず、のっけから執筆のプランが狂ってしまいました。

 

さ~どうするかな?

というところが、今週の率直な感想です。

 

ただ、書けそうだった時に少し書き進めた部分もあって、その時感じたのが、

「今、私は、退屈だけれど必要な場面を書いている」という初めて感じた感覚でした。

 

以前読んだどなたかの小説の書き方本に、

小説は、好きな場面だけを書けば成り立つものではなくて、それらの場面を繋ぐ、大して面白くもない場面を書く必要がある。だから綿密なプロットを作る必要があるのだ。

といったようなことが書かれていて、納得した覚えがあったんです。

 

今週書き始めたところはまさにそんな場面で。

自分の体調不良とも重なり、遅々として筆が進まず、早く私の好きなあの登場人物が出てきてよ!とやきもきしたほどでした。

 

【今週見えた課題】

1 書けない時にどうすればいいか決めておいた方が安心

執筆プランを立てたときに、ある程度の余裕をもって、計画を立てていたつもりですが、一度体調を崩すと、一週間棒に振るのもザラではないことが分かりました。

 

お仕事で執筆されている方なら、体調が悪くても何でも、とにかく書き進めないといけないのかもしれませんが、初めて小説を書く人間としては、やっぱり元気な時にのびのびと書きたいものです。

無理して回らない頭で書かなければいけないというような、義務感みたいなものは、いつか売れっ子になったりしたときに、経験できると思うので。笑

 

仕事が忙しくって朝起きれない日が続いたり、体調を崩してしまったり、他にやるべき重要なことが起きたり、通常時にできていた執筆活動ができなくなったときにどういった態度を取るのか、予め想定していた方が、心身ともに楽になるなということを身をもって感じました。

 

2 体調管理と精神管理の重要性

今回、体調があまりよくなくて、執筆があまり進まなかったのですが、今の私は、それほど精神的なダメージを抱えていません。

自分でも少し不思議なくらいです。なぜでしょう?

 

考えられる理由は、仕事じゃなくて完全な趣味なんだからとか、自分で校了の期限は定めているけれどまだ序盤で時間的余裕があるからとか、色々ありますが、一番大きかったのは、執筆を始める段階から、途中で体調を崩して書けなくなる時期は絶対にくる!と思っていたからだと思います。笑

 

体調を崩すことを当たり前だと思っているのも何だか、可笑しな話だとは思いますが、子持ちの人達ならこの気持ちは分かってくれるのではないかと思います。一人暮らしや大人しかいない実家暮らしでは、風邪ってめったにひかないかと思うんですけど、子供がいるともう、しょっちゅうばい菌をもらってくるんですよね。

今シーズンは、除菌対策が徹底されていたので、風邪をひく回数が以前の四分の一くらいになっていると思います。ホントスゴイ!換気・手洗い・消毒の効果って!笑

 

話がそれましたが、体調を崩さないように、万全の注意は日頃から払うけれども、体調を崩すときは崩すのでしょうがない。

半ば諦めのような感じで、体調と向き合っていたことで、実際に体調を崩した時も、そんなに落ち込まずに済んでいるのではないかと思っています。

 一人目の妊娠時に、突如切迫流産になって、いきなり寝たきり生活を余儀なくされた私は、その頃から、明日はどうなるか分からないという気持ちを持ち始めるようになった気がします。

 

実際に体調を崩さないのに越したことはないので、体調管理はまだまだ課題ですが、体調を崩した時における精神的な管理は以前より大分うまくなった気が。

でも、今回はすぐに元気になれたのでそんなにダメージはなかったから、精神にそんなに大きな打撃を与えなかったのかもしれません。

 

いずれにせよ、体調と精神をコントロールできるようにしておくことは、大事だなと改めて感じました。

 

3 退屈な場面を書き続ける忍耐力の必要性

今週書いた第一章は、物語の序盤ということもあって、主人公の背景など、過去のシーンにフォーカスすることが多いものでした。

私が書くのを楽しみにしているのは、男女の恋愛のドキドキ、ワクワク、そしてイチャイチャなシーンなんです。なので、それに至るまでの過程を語るくだりは、正直、早く次に進みたいなと書きながら思ってしまうものでした。

 

自分では、恋愛小説の醍醐味は、その人たちが恋に落ち、愛を深め合うプロセス、その背景にあるものから生まれる心の動きだと思っているので、実際にその過去のくだりを書いていることを退屈だと思ってしまうということに、正直驚いてしまいました。

 

勿論、書いていることは楽しいし、大切な部分だから丁寧に書きたいと思ってはいるんですけど、もう早く先に進んで、ドキドキするシーンに突入したい。そんな思いばかり溢れてきてしまっていたので、我ながら呆れました。笑

 

やりたくてしょうがないことを我慢しているような感じです。まさか、小説を書いているときにそんなことが起きるなんて。書いてみなければ分からなかった感覚です。

 

逸る気持ちを押さえて、書いている自分がなんだかおかしくって。

先に進みたいから、どんどん端折って、タイピングばかり早くなっている気がしたのですが、こういう忍耐も必要なのだなと、焦る自分を落ち着かせる技も習得する必要があると思いました。

 

【これからやること】

1 書けない時は無理して書かず、休むときは休む

ちょっと喉が痛くなるだけで、こんなにも人はやる気が出なくなるんですね。

やりたいことがはっきりしている今、改めてそんなことを感じました。

 

やらなくてはならない、家事や仕事は、多少無理をしてでも、すべきことなのでまだやり遂げられます。でも、楽しむことを主眼にしていて、ちょっと自分に負荷をかけている執筆活動って、無理してまでやりたいとは思わないんだなぁと今回初めて知りました。

 

気分が乗らないと、そもそも書こうという気持ちが起きないんだなと。

 

私にとっては、書きたいという気持ち、書きたいというエネルギーが何よりも大切で、それがないとそもそも書こうとも思わない状況になることが分かりました。

 

だから、

気分が乗らない時は書かない。

体調が悪くて書きたいと思わない時は書かない。

書けない期間が続いても、焦らずに、体調をよくすることを優先する。

そして、元気になって、書きたくてしょうがなくなったら書く。

 

これが私にとって一番いいスタイルなのではないかと思いました。

 

ムリしない。

書きたいときに、書きたいだけ書けばいい。

 

それを基本として、書きたいエネルギーを持てるだけの元気をなるべく長く維持できるように、健康に関する知識を深め、免疫力をアップさせていくつもりです。

 

2 狂ったプランを立て直すために、もう一度見通しを立てる

まだ病み上がりで万全の状態ではなさそうなので、無理は禁物ですが、大分調子はよくなってきたので、今週中には第一章を書き終えたいと思っています。

本来ならば第二章を書く週になっているはずなので、このずれをどう挽回していくのかは考えなければならないのですが、最終のリミットは伸ばしたくないので難しい所です。

 

書いているうちに、早く進む週も出てくると思うので、3月中の第三章を書き終える辺りで帳尻が合えばいいなと思ってはいるのですが、なかなか困りますね。

 

ざっくりとしか、先は見えないので、目の前にある1週間の目標だけしっかり見て、あとは、だいたいでいくしかないのかなと考えています。

 

3 退屈な場面はチャチャっと書いて後で肉付けする

早く好きな登場人物が出る場面になってほしいと、気が急いてしまい、必要な描写が大分手薄になっている感が否めないのですが、早く早くという気持ちが抑えられないのなら、無理して抑える必要もないんじゃないかと思うようになってきました。

だって、足りないと思った場面は、あとからいくらでも書き足すことができるんですから。

 

その時の、早く書きたい、早く次の場面が来てほしいという気持ちは、その書いている瞬間にしか生まれません。だったら、その衝動ともいえる強い気持ちを優先した方が、書きたいものが書け、良いものになるのではないかという気がしてきました。

 

だから、これからこの場面、なんだかタルいな、と思ったりしたら、それとなく書いて、のちの校正に回そうかなと…。

 

って、先週も、とりあえず書けるところだけ書いて、後で肉付けすればいいっていうことを言っていますよね…

今後の校正がどれだけ大変なんだろうと、逆に緊張してきました…汗

ツケをあとにあとに回しているような感じがして、ちょっと落ち着かないです…。

 

でも、なんかもう、どんな書き方が私に合っているかすらも今は分からない段階なんですよね。なので、とりあえず、今回はそんな形で、書きたいことを書きたいように書く!というスタンスでいってみることにします!

 

【終わりに】

体調を崩すと、書きたいな~と思っても、きちんと休んで早く治した方が良いよな~、でも少しだけ進めた方が良いかな~と、色々な思いが錯綜します。

淡々と割り切って、気持ちを切り替えて、その時間をさっさと休息時間に当てて、すぐに体調を回復させればいいとは思うのですが、それもなかなか大変だったりしますよね。

 

仕事も執筆も日常生活も、人生は思い通りにならないのが常。

その揺らぎを少しでも楽しめるように、自分が一番楽になる方法で、その時を過ごしていこうと思いました。

停滞しているときは焦るかもしれませんが、急がば回れ

その焦りすら楽しんで、悠々と執筆生活を送っていこうと思います。

 

今日もありがとうございました!