紫月のじぶん教室

自分で自分を開発していく自己啓発のブログです。作家になることを目標に体験記を書いています。

「何のために書くのかを意識する」小説執筆4週目 じぶん作家養成教室

おはようございます。紫月です。

明日で2月も終わりです。2月は日にちが少ないので、1か月もあっという間ですね。

 

振り返ってみると、長編小説の執筆を始めてから丸一月が経とうとしています。

 

この一月で何か自分の中で変わったところがあっただろうか。

何か成長したところがあっただろうか。

 

今週は、身近な人の悲しくて、辛くって、心配になってしまう話を色々と聞きました。

訃報があったり、深刻な相談を受けたり、健康診断で引っかかったと知ったり…。

 

人生どうなるのか分からないということ。

どうなるか分からない人生だからこそ、今目の前の瞬間を楽しんでいきたいということ。

そんなことを意識してしまう一週間でした。

 

そんなところも含めて、今週の執筆活動を振り返ってみます。

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空に帰る日まで、目的地を目指して生きよう


≪目次≫

 

【今週やったこと】

先週のブログで、体調不良となり、予定通り執筆が進まなかったという話をしました。

ですが、書き始めてみると、すぐに第1章を書き上げることができたので、今週は、第2章の執筆を開始することができました。

 

そんなに計画が遅れなかったこと、先に進めたことで、大きな安堵感がありました。

心配していることの9割は起こらないって、なんかの本で読んだことがあるのですが、まさにその通りですね!

 

杞憂なことって、いっぱいあるんだなぁ。

心配してウジウジするよりも、取りかかっちゃった方が、かえって早くうまくいくことも多いのかも。

そう思う体験をして、「悩んだら即行動!」という、良い反射的行動指針ができてよかったと思いました。

 

第一章が書き終わったので、第一章の校正をしたほうがいい?

なんて思ったりもしましたが、先に進んで書きたい熱が止まらなかったので、後ろは振り返らず、前を見ることにしました。

 

以前のブログでは、途中で校正の時間をとって、プランに組み込もうと考えていましたが、今の気分は、ノッている自分を大切にしたいという感じです。

 

大多数の作家さんがどういう風に書き進めているのかはよくわかりませんが、その時にしたいことをした方が、楽しく書けると思います。

なので、どんどん書き進めてみようと思います。

 

【今週見えた課題】

1 なぜ書くのか、まだ曖昧なとこがある

冒頭で触れたように、今週は、人生の儚さや、人生の思い通りにならないところを目の当たりにし、心が沈む時間が多くありました。

ですが、その反面、いつ自分に何が起きても、後悔しないように、今元気に過ごせる時間を大切にしたいと改めて思うようになりました。

 

コロナで死を意識してから、自分の本当にやりたかった執筆活動を思い出し、私はブログや小説を書くことを始めました。

実際に長編小説を書き上げようとしている今、何でこんなにも書きたいと思っているのか、書いて何を伝えたいと思っているのか、明確にズバッと言えないところがあると気がつきました。

 

人の心に刺さる文章を書くには、届けたい人という届け先をハッキリさせるべきでしょう。

あなたに向けて書いています。そいう言う思いがあるからこそ、受け取る側は、これは自分へのメッセージだと思うことができて、心が動くんだと思います。

 

小説を書き始める際に、読者層を想定していましたが、実際に書き始めてみると、誰に何を届けたいから書くんだという姿勢を忘れがちになるということが分かりました。

 

勿論、書いているときはその内容に没頭すればいいのですが、書き方に悩んだ時に、

読者はこういうことが知りたいんじゃないか、

こんなことが書いてあったら楽しいんじゃないだろうか

といったことを考えてみれば、筆も進んで、読者もより楽しくなるのではないかと気がつきました。

 

2 下調べと設定の詰めが甘い

第2章に入って、色々なイベントが起き、登場人物たちが動き回るようになってきました。プロットでどんなイベントが起きて、どんな事態になっていくのかという骨格は考えてはいたのですが、実際に書いてみると、色々疑問点が出てきました。

 

本当にこんな事態って起こるの?

これって実際の世界と乖離していない?

リアリティがある話になっている?

 

ファンタジー小説でなく、現代社会を舞台として書く作品は、こういった疑問を潰していく難しさがあるなと思いました。

 

全部自分が体験したことがあることを書けば、調べる必要もなくて、こういうこともありうると言えるのでしょうが、やったことがないことだからこそ、小説の世界でやってみたいし書いてみたいという思いが、私にはあります。

その内容が余りにあり得ないことだと、私なんかは少し冷めてしまう人なので、リアルとフィクションのバランスを取る必要があると思いました。

 

そのためには、リアルの状況を可能な限り調べるということに尽きると思います。

小説を書くって、実際は書いている時間よりも、調べている時間の方が多いのでは?

以前のブログでもその思いを綴っていますが、改めてそんな気がしてきた今日この頃です。

 

調べ物をしているときって、早く書きたくてしょうがないから、どうも気が急いてしまうんですよね。

調べ物は書くためにするもので、調べることが目的じゃない。

したいことは書きたいことだから、調べているより、書いているほうが楽しいんです。調べてるのもそれはそれの楽しさがあるんですけど、書き進められる時間が奪われるから、思う存分楽しめなくって。

 

だから、調べ物も思う存分楽しむには、第一稿を終えて、書かねばという焦りがなくなったときにしっかりやるのがいいのかも、と思いました。

 

【これからやること】

1 なぜ書くのか、目的地をハッキリさせる

「なぜ書くのか?」

この問いへの答えは、やっぱり、今のところ、

「書きたいから」

しかうまい答えが見つかりません。

 

でも、

「何を書きたいのか?」

「何を伝えたいのか?」

「誰に思いを届けたいのか?」

「どんな本にしたいのか?」

と問いが具体的になってくると、その答えもハッキリしてきます。

 

そして、

「いつまでにそれを出版するのか?」

この問いの答えも決めておかねばと思っています。

私は、書いて終わりではなくて、それを本にして届けるということを、一つのゴールとして考えているからです。

 

執筆を始める前に、企画書として、届ける相手、届けたい思いを書いてみていましたが、もっと短い言葉で簡潔に、分かりやすいものをもう一度考えようと思っています。

そして、小説を書く前に眺めて、その意識をハッキリ持ちながら書こうと思いました。

 

こうしようと思ったのは、身近な人の人生に思いを馳せる機会があったこと、そんな時期に『神メンタル 「心が強い人」の人生は思い通り』(星渉著、KADOKAWAという本を読んで、心の持ちようこそが、自分のしたいことをするのに重要ということを知ったからです。

 

この本を読んで、私は、自分が目指す、自分の好きな本を、表紙が見えるように毎日見る場所に置きました

見るたびに自分が本を出すのだと意識するためです。

 

この本を読んでやろうと思ったことなどはまた改めてブログに書こうと思いますが、目指すべき目的地をハッキリさせて、それを常に覚えておくようにすることは、目的地に着くための最短の方法になるとのことです。

 

なので、先ほど掲げた、各問の答えを簡潔に紙に書いて、目立つところに貼っておこうと思います。

 

2 欲しい情報を書き留め、隙間時間で少しずつ調べる

書いている途中で、疑問に思ったことは、忘れないように、メモして記録に残す癖をつけようと思いました。

 

そうしておけば、普段何気なく生活しているときにも、それに関する情報が入ってくるような気がするからです。

そして、その疑問点を覚えておけば、隙間時間にちょっと調べてみようという気持ちになるかもしれないからです。

 

前のところと重なりますが、大事なことって、忘れないようにしておくことが肝ですね。

忘れないで何回もそれを目にする機会があれば、脳が自然と答えを探し出してきてくれるんですって。脳には、質問をすると答えを探し出そうという性質があると、これも何かの本で読みました。

その性質をうまく利用して、いつも何か自動で情報を集めてきてくれるような、そんな状態を作り出しておこうと思いました。

 

【終わりに】

誰かに何かを伝えたいから、人は書くんだと思います。

私は、自分が悩んだこと、悩みが徐々になくなって嬉しかったことを書くことで、誰かに勇気を与えたい、そんな思いがあるから、それが伝わる何かを書きたいんだと思っています。

 

「死ぬまでに何か書きたい」という私の思いは、そういうところからきているんだと思います。

自分が経験したことを、他の人に還元して、自分以外の人もより良く生きてほしい。

そんな思いがあります。

 

その気持ちが伝わるように、目指すべき方向、書きたい内容を明確化させて、それを意識しながら書き進めようと思います。

 

やっぱり、そういうことを意識して書いたものと、ただ漠然と書いたものでは、思い入れが違ってきて、書く内容も変わってきそうですよね。

このことを教えてくれた、今週の出来事に感謝して、今日からまた気持ち新たに書いていきます。

 

今日もありがとうございました!

 

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