紫月のじぶん教室

自分で自分を開発していく自己啓発のブログです。作家になることを目標に体験記を書いています。

「緻密な違いをよく見て、感情表現を豊かに書く」小説執筆5週目 じぶん作家養成教室

おはようございます。紫月です。

今週は、大好きな漫画が2冊も新しく発売されていて、それに読みふけっていたら、週末の時間はあっという間に過ぎてしまいました。

 

普通の漫画なら、1冊を1回読めば、そこで終了するはずなのですが、今週呼んだ二冊のうち特に一冊は、一度読み終わると、なぜかまた表紙をめくっているという、不思議現象が!

今まで山ほど漫画は読んできましたが、こんなに何度も読んでしまった漫画は初めてです!

 

また別の機会に紹介しますが、私の小説も、誰かにとって、そんな一冊になるといいなぁ。そう思った週末でした。

 

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ひな壇みたいに、感情による変化を積み重ねて書く

≪目次≫

  

【今週やったこと】

昨日までの一週間で、第二章を書き上げる予定でしたが、一番内容が濃くて、ボリューミーな章を書いていたので、今週も第二章を書き続けることになりそうです。

平日五日間は、ちゃんと書き続けられたので、満足感のある一週間でした。

 

【今週見えた課題】

今週一番見えた課題は、「語彙力が足りない」ということ。

人間の感情は、「喜怒哀楽」とよく言いますが、書いていて思ったのは、「怒る」「哀しむ」より、よくある感情として、「驚き」と「緊張」があるということ。

 

今書いている第二章では、しょっちゅう、主人公が驚いて、嬉しがったり、緊張して体が硬くなったりします。

書いていると、あぁ、またビックリしているけれど、今度はどんな風にビックリする?また目を丸くするの?

また緊張して心臓がドキドキしているけれど、さっきの緊張とは何か違いはある?

 

そんなことばかり考えていました。

語彙力が少ないので、驚く=目を丸くする、緊張する=体が硬直する、みたいに、何度も使われる慣用句やフレーズが出てきたりしてしまいました。

これじゃつまらん!とは思うのですが、さて、どう違いを出したらいいものか。。

そんな悩みが生まれた週でした。

 

【これからやること】

さっきと違う言い方をして見ようと、意識するだけで、生まれる新しい表現の方法ももちろんあるとは思いますが、それだけでは限界が来ているのが正直なところ。

 

こんな困ったときに使うのが、類語辞典ですよね!

以前にも紹介した中にあった『感情類語辞典 増補改訂版』(フィルムアート社)のいよいよ出番!

そんな気がしています。

 

この辞典の面白いところは、調べたい感情を引くと、

「外的なシグナル」

「内的な感覚」

「精神的な反応」

「一時的に強く、または長期的に表われる反応」

「隠れた感情を表すサイン」

「この感情を想起させる動詞」

といったカテゴリーに分けて、その感情を解説しているというところです。

 

読んでいてそうそう!と思えば、そういう感情を抱いているのだし、あれ、なんか違うなと思えば、別の言い方の方がしっくりきたりするのかもしれないし。

 

以前、自分が不安で悩んでいるときに、この辞典を読んだとき、同じ反応が起きている!と感動して、冷静になれたりもしました。

 

心と体は繋がっているとよく言いますが、まさにそのことがよく分かる本で、他の人の様子を知りたいと思ったときに心理学的なアプローチの方法としても使えるなとも思いました。

 

話がそれましたが、語彙力に自信がないときは、やっぱり辞書に頼ることも必要ではないかと思いました。読むことで、使ってみたい言葉が出てきたり、新しい発見があったりしますからね。

 

書いている途中で辞書を引きだすと、先に進めなくなってしまうので、書くのが行き詰まったときや、気分転換をしたくなったときに、積極的に手に取ろうと思っています。

 

【終わりに】

昨日までの一週間は、わりかしサクサク話を書くことができましたが、恋愛ものだと、相手に緊張して、相手の反応に驚いて、それに嬉しがって、もっと好きになるみたいな連続なのだなぁとしみじみ思いました。

 

受け入れられないだろうと思っていたら受け入れてもらえたり、こんなんじゃダメだろうと思っていたらそれでもいいよとなったり。

 

意外性の発生と、それに伴う感激の連続で、相手をどんどん好きになるのだなぁと、書いていくことで初めて、恋とはどんな現象なのかということが見えてきたところもあります。

 

同じようなシチュエーションが繰り返される気がしたので、そこをいかに同じだと思わせないように書くか。

また、全く同じ状況は起こりえないので、その差をいかに緻密に、書き分けていくか。そこが大切なのではないかと思いました。

 

細かなところまで大切に。小さな変化を積み重ねて。

今週も楽しく書いていきたいと思います。

 

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