「第一稿終了間近!校正に向けて準備したこと」小説執筆12週目 じぶん作家養成教室
おはようございます。紫月です。
4月ももう終盤。もうすぐゴールデンウイークですね。
去年はどんな休みを過ごしたのかなと思い出そうとしたのですが……
全く何も覚えていない!!笑
やっぱりどこかに出かけるとか、何かイベントがないと、人は覚えていられないものなのですね……。
今年も何の印象も残らないゴールデンウイークになるかと思うと、私はともかく、子供たちが可哀相な気が少ししちゃいます……。
私が覚えている子供時代のことと言えば、家族でどこか出かけたとか、幼稚園の行事とかだったので。
ですが、正直、日々の生活に疲れ切ってしまっている現在は、何もしなくていいよ~、出かけなくていいんだから~と言ってくれる、去年と今年の休みは、少しありがたい気もしています。笑
思い出に残る何かはできなくても、日々の生活が少しでも改善するような取り組みをすることに今年は重点を置いて、生活の質を向上していこうと思っています。
≪目次≫
【今週やったこと】
今週は、書き直しをしていた第6章を書き上げ、最終章の冒頭部分を書き始めることができました。もう最後のヤマは終わって、あとはエピローグかと思うと感慨深いものがあります。
また、これからの校正に備えて、調子の悪かったインクジェットプリンターから、モノクロのレーザープリンターへと設備を更新しました。
何度かは、パソコンの画面上で校正を進める予定ですが、やはり校正は紙でしていった方が良いらしいです。
執筆生活であると便利なものとして、レーザープリンターの方がインクジェットプリンターよりコスパが良いと、本で学んだので、実践してみました。
倍以上値段が高いと思ったのですが、安いものを選べば、インクジェットプリンターと大して値段は変わらないですね。本体価格は倍以上したのですが、倍になっても2万円以下で買えましたし。
4月中に設定を済ませて、どんなクオリティで印刷できるのか今から楽しみです。
その印刷スピードなど、またレーザープリンターの導入結果を報告していきたいと思います。
【今週見えた課題】
1 感情移入し過ぎて大丈夫なのかという不安
物語の型には、最後の山場と言われるところに感情が一番落ち込むマイナスの出来事があって、それが一気にプラスに変わる時、面白くなるという型があります。
そのような型に従って、私はプロットを作り、今日までコツコツと書き進めてきたわけです。今週は、この型に沿った主人公の気持ちの浮き沈みに従って、書き手である自分の気持ちも上下するという経験をし、感極まって涙が流れるという体験をしました。
主人公がもう辛くってどうしようもなかったのに、救いの手が差し伸べられたとき、思わず自分も涙が流れてしまったんです。
自分が書いた話で泣くなんて、気持ち悪いと思う人もいるかも知れません。
でも、実際体験してみると、なかなかスッキリする、気持ちの良いものでした。笑
それは、自分が辛いと思うことが、二次元の世界であっても無事に解決できた、という安心感だったのだと思います。
実生活でうまく解決できないことも、物語の世界で解決できれば、少し実生活に自信が持てそうな気がしてきました。
落ち込んだ時は紙に書き出すといいとよく言いますが、小説を書くということはまさにそれなんだなぁと感じました。
自分の気持ちを整理し、吐き出し、自分も読者もいい気持ちになれるとしたら、小説を書くことはなかなかいい活動だと改めて思いました。
ただ、同時に不安になったのは、こんなに感情移入して書いているけれど、伝わるように書けているのか、自分だけの慰み物になっていないかということです。
今後の校正作業で、そのあたりを冷静な目で確認していく必要があると思いました。
2 乗りに乗って書いた部分が伝わるようになっているのかという不安
また、物語の山場ということで、乗っている日は、二時間くらいぶっ続けでどんどんキーボードを打っている時がありました。その集中力と、手が止まらない感じは、自分でも初めて体感したもので、中々面白いものでした。
無心でどんどん書き進めている内容が、後で読んでどれだけ、読者の心に届く形になっているのか。
人区切り書き終えた疲れと共に、漠然とした不安が募りました。
校正の際に、全然なってないと思うのか、結構うまくいっていると思うのか、期待半分、不安半分です。
【これからやること】
1 勢いで書いた部分を客観的に見て、加筆修正する
最終章を書き終えたら、1か月、校正する時間を今回は取ることに決めています。
下書きのようだった第一稿がこの校正でどれだけ、他の人が読んでも耐えうるものになるのか。
緊張する部分も多いですが、他の人が書いたものだと思って、冷静に添削して、赤を沢山いれていこうと思います。
2 調べが足りなかった部分を調べて裏を取る
執筆をしているときは、先に進めることを優先して、実際の現実と齟齬がないか、裏を取る作業を後回しにした場面がいくつかありました。
今後は、そこをしっかり詰めて、リアリティのあるものにしていきたいと思っています。
限られた時間の中で、どのくらい詰めて、クオリティを上げていけるかは未知数ですが、やり切ったと思えるくらいまでには、しっかりと校正をしていきたいと思います。
【終わりに】
仕事でも、出来上がった冊子を印刷することがあって、そのたびに4、5回内容を見返す校正の作業をすることがあります。
今回書いた内容は、文庫本一冊分の分量になるのですが、果たして何回くらい見返すことができるのでしょうか。
第一稿が全て書き終われば、校正という今までやっていなかった作業を、新しく始めることになります。
ここで、今まで書いたものが、辻褄が合わないとか、沢山書き直しが必要になるのか、ボリュームが多すぎたから、もっと短くするようになるのか、先は見えません。
ここまで来られた自分をまずは褒めたいです。第一稿の終わりが見えた今、そんな気持ちになりました。
執筆を始めた2月の頃よりは、確実に色々な体験をして成長しています。
これから校正が始まるとまた新しい段階に突入します。
投稿が現実味を帯びてきて、本当に投稿できるのだろうかという不安もあります。
ですが、そんな投稿が近づいてきた緊張感を楽しみながら、また今週も頑張りたいと思います。
今日もありがとうございました!!