紫月のじぶん教室

自分で自分を開発していく自己啓発のブログです。作家になることを目標に体験記を書いています。

「穴ばっかりで不安増大……初めての校正作業」小説執筆13週目 じぶん作家養成教室

こんにちは。紫月です。

ゴールデンウイークが始まりました。

昨日も今日も雷が鳴って春の嵐という感じですね。

 

晴天時は日差しが眩しくて、部屋の中から外を眺めているだけで、どこかに出かけているかのような気分になりました。こんなご時世で、出かけることもはばかられるので、妄想力って、結構役立つなぁと思いました。笑

 

最近は、小説を書いているので、妄想と現実が交錯して、何だか不思議な気分になることが多いです。これから校正が始まるとますます深く考えることが増えそうなので、どんな気分になっていくのか、少し楽しみです。笑

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ずっと続く花壇の花がらを摘むように、一つずつ課題をつぶしていこう

 

≪目次≫

 

【今週やったこと】

今週は、最終章まで書き終えることができ、ついに第一稿が完成しました!

まずは、ここまで来られた自分に拍手したいです。長編小説は、書き上げることが一番の難関みたいなので、よく頑張ったぞ、と。

 

でも、今の出来に全く納得していないので、書き上げたという感じは正直ほぼ、ありません。むしろ、この1か月の校正で、満足のいく完成度まで持っていけるのだろうかという不安の方が大きくあります。

 

しかも、4月中に設定を済ませようとしていたインクジェットプリンターの設定もまだ済ませておらず…。明日頑張る予定です。

 

今週は今日まで、序章から第6章までの書いてきた内容と誤字脱字の確認をパソコンの画面上でしていました。それをしながら、どこの部分の加筆修正が必要かめどを立て、最終章の確認を終えたら、本格的に中身を校正していきます。

 

【今週見えた課題】

1 話の不整合、内容の重複、早すぎる展開が気になる部分がある

一番初めに書き始めたのが2月の頭。3か月間書き続けて、最後まで一通り書き終えたわけですが、読み返してみると、最初に書いた内容を結構忘れていたのでびっくりしました。

 

自分で書いてきたくせに、こんなこと書いていたんだと思ったり、よくこんな風に書けたなと感心する部分があったり…。

多少なりともうまく書けているなと思えた部分があったのは少し嬉しかったです。

 

でも、くどくど説明調子になっていて、つまらんと思うところが序盤の方には特に多くあり、書き直しが必要だと思いました。

 

また、微妙に前半と後半で設定が変わっているところがあったりして、辻褄を合わせて、作品の中での整合性を整えていく必要があると思いました。

 

そして、書いているときは自分の気持ちが高まっているからか、物足りないと思うこともなかったのですが、客観的に冷静になって読んでみると、状況説明が不足していて話の展開が早く……。思うように感情移入できないところが多々あることが分かりました。

 

時間を空けて読むって、大切ですね。一人の読者として、少し角度を変えてみることができ、課題が山ほど見つかりました。

 

2 似たような表現が多用されている

課題として特に気になったのは、定型的な慣用句が多用されているところと、主人公の心情描写に似たような表現ばかり使われているというところ。

 

小説の書き方本によると、定型的な慣用句はなるべく使わないで、自分の言葉で表現してみることと書いてありました。確かに、比喩の書き方をもうひと捻りした方が、面白くなりそうです。

 

主人公が、人の言葉を聞いて驚く場面が多々出てくるのですが、その驚き方の違いを表現するのが難しいです……。

「目を丸くした」とか「目を瞬かせた」とか「目が飛び出そうになった」とか、目が目が目が……みたいな表現ばかりで書き分けが中々難しいなと思いました。

いよいよ『感情類語辞典』の出番ですね!

 

チェックした表現が沢山あるので、それをどれだけ潰していけるのか、楽しみながらやっていきたいと思います。

 

【これからやること】

1 規定枚数を確認しながら、重複なくかつ丁寧に描写する

投稿にあたって、規定枚数があるので、まずはそれに収まっているのか、大幅に超えているのかを確認する必要があります。それによってはエピソードを削らないといけなかったりするので。

 

それが済んだら、内容の整合性を整えながら、繰り返しになるような部分を省いて、展開が早すぎると感じた部分の描写をつけ足していきます。

 

とりあえず、まず来週はパソコン上で大きく直すところをの修正を済ませたいと考えています。そして再来週以降、紙に打ち出して、もっと細かな修正を加えていく予定です。

 

2 語彙表現や記載事項を調べながら書く

今週の校正の中で、直せそうな表現や、裏を取る必要がある事項についてはマークをつけてきました。そのマークを頼りに、辞書やインターネットで調べながら、もっと中身が濃くなるように、修正を繰り返していこうと思っています。

 

【終わりに】

今週は第一稿が書き終わったという喜びを殆ど味わうことがないまま、不安のうちに校正をやり始めました。

もう少し、第一稿が書きあがった喜びを味わえると思ったのですが、締め切りがあと一か月ということもあるからか、中々喜びだけに浸れませんでした。

もっと手放しで喜べると思っていたから意外でした。

 

作品がより磨かれるのは、これからの校正にかかっているかと思うと、むしろこれからが本番くらいの気さえしてきます。といっても、すぐに何か劇的にできることがあるというと、そんなことはないわけで……。

淡々と気になったところを手直ししていくという地味な作業が、ただ淡々と続くわけです……。

 

締め切りに間に合うのか。

手直しをしてよくなるのか。

他人が読んだら面白いものになっているのか。

 

本当に分からないことだらけで不安が募ります。

ですが、大丈夫かなぁと心配しているだけでは何も変わりませんし、委縮してしまっても、悪影響しか出てこない気がします。

 

初めて書く作品なのだし、気負わず、気楽に、のびのび目の前にでてきた問題を解決することだけ考えて、地道に今できる限りのところまでやっていく。それが遠回りに見えるけれども、一番近道を進んでいるんじゃないかという気がします。

明日からも、うまく気分転換をしながら、少しずつ作品をブラッシュアップしていこうと思います。

 

今日もありがとうございました!