紫月のじぶん教室

自分で自分を開発していく自己啓発のブログです。作家になることを目標に体験記を書いています。

「扇形(ファン)にアレンジする」じぶんフラワーアレンジメント力向上教室【2021年5月の学び】

こんにちは。紫月です。

今月のアレンジのテーマは、扇形

先生に言われたのは、「ファン、だよ!」と。

 

「ファン?」

何を意味しているのか、最初はさっぱりでした…。

フラワーアレンジメントで学ぶ形は、英語名で良く話されるのですが、あまり馴染みがない単語ばかりな気がして、いつも英語力のなさを痛感させられます…。

 

ファンといえば、扇風機の羽とか、室外機のファンとか、ああいうクルクル回っているようなもののイメージが私には強く…。

扇や扇子を頭に思い浮かべて、外国人に英語で伝えようとしても、すぐに「ファン」と変換できる気がしませんでした。

 

フラワーアレンジメントを習っていて、英語の語彙力が増えるとは思ってもみませんでした。

 

これまでの、ホリゾンタル、バーティカル、ラウンド、パラレル、ユーバーシュナイデント(ドイツ語?)に加えて今度は、ファン!

次回以降、どんな形状の英語名に出会えるのか、密かに楽しみです。笑

 

扇形は、これまでの中で、一番全体的に大きなアレンジになりました。

他の生徒さんからは、「花火みたいね!」とのお言葉をいただき、確かに、湖面に浮かぶ半円の水上花火のような感じがしました。

 

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写真じゃちっとも扇形なのが伝わりませんが、”ファン”です

 

これまで、ラウンドの形を作る時に、どうしてもドーム状に丸い球体を作ることができなかったのですが、今回は、今まで一番うまく表面が綺麗にドーム状になりました。

 

そして、他の生徒さんにたくさん褒めてもらえたのが嬉しかったと同時に、少し意外な気持ちがしました。

基本に忠実に作っただけなのにという不思議さから、基本中の基本とは言え、ドーム状に綺麗に作るということは案外難しいのかもしれない、そんな気づきを得ました。

 

作り方は、いたってシンプル。

オアシスに十字の線を引いて、上下に一本ずつ線を引き、一番上の交点に、花器の1.5倍程度の長さの花を立てに真っ直ぐ挿します。

その花の3/4の長さの花を左右に、1/4の花を正面に地面と平行に挿します。

そして、オアシスの一番下の交点にフォーカルポイントの花を斜めに挿して、これらの花の間を埋めるように、間隔を均等にしながら花を挿していきます。

 

一番奥側の花と、地面と平行になる花を2か所、扇形になるように配置するのがポイント。その背面と手前に飛び出す面で扇形を作ったら、その隙間をドーム状になるように埋めていくだけです。

 

色々と角度を変えて、隙間がある部分はないか、飛び出ている部分はないかを確認しながらどんどん入れていきます。花の配置を考え、長さを見ながら入れていく、ただそれだけ…。

でも、やってみると表面がガタガタしてきてしまったり、花材が足りなくなったりしてしまって一苦労。

試行錯誤して、なんとか、今までで一番きれいな表面のアレンジができました。

 

今回は、一見するとチューリップのように見えるピンクのバラ、赤いカーネーション、小さめのバラとカーネーション、そして、ピンク色のチース(別名スターチス。略称がチース?)と、白いレースフラワーを使いました。

 

『美しい花言葉・花図鑑』(二宮孝嗣著、ナツメ社)で、今回初めて使ったレースフラワー花言葉を調べて書いておきます。

 

  • 可憐な心
  • 感謝
  • ほのかな思い

 

よく見ると、レースの模様のようになっていて可愛いレースフラワー。

英名は純白の清潔な印象から“司教の草”というそう。

その一方で、有毒のドクゼリに似ていることから、“ドクゼリモドキ”という少し怖い名前もついています。毒はなく、ハーブとしての効能があることから、「感謝」の花言葉がきているそうです。

 

この別名って言うのが本当にそれぞれ独特なのが面白いですよね。

花の綺麗さだけにただ注目するのではなくて、効能や言い伝えや、見た目などから、一見すると恐ろしいような名前もついていたりするんです。

前に紹介したヒペリカムの別名の弟切草とかがその一つで、そのギャップにビックリすることがあります。

今回の“ドクゼリモドキ”も覚えておきたいと思います。

 

今日もありがとうございました!