紫月のじぶん教室

自分で自分を開発していく自己啓発のブログです。作家になることを目標に体験記を書いています。

「処女作、第一稿書き上げました!」じぶん作家養成教室【執筆編】

おはようございます。紫月です。

約10日ぶりのブログになりますが、この間私は、初めての小説執筆という体験をしていました。

そして、昨日、とうとう自分史上初めての小説を、書き上げることができました!!

 

その感動を書き留めておきたくて、今日は、書きあがったときの気持ちや、書いていた時の気分をお伝えします。これから書こうとしている方の少しでも参考になれば嬉しいです。

 

何か1つ作品を作ってみようと決意してから、1か月かからずに、ちょうど4週間で、第1作目を書き上げることができました。

 

この経験は、何にも代えがたい、自分の大きな転機になったと思います。

特段、何も頑張ったことはありません。

強いて言えば、一番頑張ったのは、書こう!と決意したその瞬間。

でも、その瞬間でさえも、今まで溜めに溜めてきた、「書きたい」という気持ちがあったからか、主人の「まず駄作でも何でもいいから書いてみれば?」という気軽な一言にただ、簡単に触発されただけです。

 

「やっぱりそうだよね、書きたい!今、書くタイミングな気がする!

と、わりとすんなり決意できた気がします。

 

そして、次の日から、本棚に眠っていた、小説の書き方の本を引っ張り出し、Amazonで更にピンときた本を追加購入して、約10日で、小説を書くのに必要な基礎知識をインプット。

書きたい作品の方向性を決めて、実際にお話の内容を考えるのに、1週間。

そして、実際の執筆も、約1週間

 

早かったな~という印象です。

どの過程も、義務感というものがないから、ただワクワクして楽しくてしょうがないだけ。続きが書ける隙間時間、朝のまとまって書く時間が来るのがただ待ち遠しい。

今までにない、不思議な、貴重な体験をした気がします。

 

第一稿を書き上げてみると、30文字×40行で約20ページの分量になりました。

18000字くらい。原稿用紙でいうと43枚くらい。

 

これまで、卒業論文などを半年かけて、A4で50ページくらいのものを、2回書いたことがありましたが、それに匹敵する量の文章を、一週間で書き上げることができて、軽い感動を覚えました。

 

第一稿を書き上げたときは、感無量。

思わず、ため息が漏れ、顔がほころびました。

書き上げたものを振り返る気持ちも起きず、ただ、ここまで書き上げられたことが嬉しかったです。

死ぬまでにしたかったことの1つが、今やっと1つ達成できた。その達成感に自分で酔っていました。笑

 

第1作目を書いている途中から、次のお話のアイディアがどんどん出てきました。

これから初稿の校正をしていきたいと考えていますが、初稿の校正なんか後回しにして、どんどん次を書いていきたい気持ちになりました。

 

1作目を書く中で、ハコガキを作って、企画書に落とし込む中でプロットを固めるという作業を行ったので、2作目もそれに倣ってスムーズに書けそうです。

小説の基本の書き方や、書き方の型を、一番初めにしっかり学んでおいてよかったと思いました。

これからは、その基本を元に、更にアレンジを加えていくだけです。

どんどん改良されていって、どんどん書き始めるまでの準備や、執筆時間も短くなると思えるので、ますますやる気が高まってきました。

 

執筆しているときは、今日は1章、明日は2章と大まかな目標を決めていました。

時間の制約があったりして、うまく進まないこともありましたが、逆にサクサク進んで予定以上書けるときもありました。

大体の書き上げる期限を設けたので、時間を作ろうという意識ができて、空き時間もパソコンに向かうことができました。

 

人がいると書けないと思っていましたが、そうでもないですね。

確かに、独りで書いているときの方が、すんなり進むし、書くのを楽しむ自分を実感できるのですが、隣で子供が見ていても気にならないし、後ろでゲームしていても全然大丈夫でした。

書いているときは、その世界に没頭しているので、音も気になりません。

こういうのが集中とか、フロー状態っていうのかな、そんな感覚を感じることができ、いい経験ができたと思いました。

 

思い込みで、独り時間が取れないから、今日は書くのをやめようと決めつけてしまうことは良くないですね。

試しにやってみたら、案外、問題なくできたというのは、他の場面でもたくさんある気がしました。

固定観念や、先入観にとらわれることなく、こんな状況でもできたらいいのに、ということを色々と試していきたいと思いました。

 

校正は、紙に印刷したものに書き込んでみて、と参考書にあったので、初稿を印刷してみました。

20ページにもなると、印刷時間が結構かかって、こんなにも書いてきたのと驚きました。そして、最後まで到達すると、書き上げたWordを遡って読む気も起きなくなりますね。あまりに分量が多くて。

これまで執筆していた途中は、前の書いた内容を思い出す意味もあって、少し前から読んで、その時に直せるところは直していましたが、一番終わりに到達すると、なんだか読み返す気が起きない。笑

 

しばらくは、同じ登場人物の話を書いていくつもりなので、また、前を振り返る必要性がでたとき、もしくは、読み返したくなったときに、校正の作業をしてみるのでいいのかなと思ってきました。

気分が乗らないのに、義務感でやろうとするのは、今の感じからするとよくない気がしました。新しいものを作るのに気分が乗っているのなら、そっちを優先する。

今はあくまで楽しむためにやっているので、自分の感覚を大切にして、その時、やりたくなったものをするようにしようと思いました。

 

ダラダラと書いてしまいましたが、ここまで来られて本当に良かったです。

何かを新しく生み出せた自分が、誇らしくなりました。

自分に自信が持てたこと、本当にやりたいことならすぐに達成することができるということ、それを体で感じることができたのが一番の収穫です。

 

また、色々なことを考えて、体験して、より良いものを生み出していけるようになりたいと思いました。

自分の感じていることを、ありのまま外に出すって、気持ちがいいですね!

何を書いてもいいと思うと、自然体の自分になれて、生き生きしてきます

小説書くなんて、良い趣味見つけたな~、そんな気分です。

 

このブログも、書きたいと思ったときに、その勢いと情熱で書いていきたいと思います。