「なかなか執筆できない焦りにどう向き合う?」じぶん作家養成教室【執筆準備編】
こんにちは。紫月です。
最近、どうも、これから先の執筆活動の方向がうまく定まらないためか、漠然とした焦りを感じています。
今日は、その焦りの内容を突き詰めて、具体的にどんな対策をとるのか、考えていきたいと思います。
≪目次≫
【焦りの原因】
1 小説の原稿や何らかの文章を書いていない日がある
最近は、朝4時に起きて、6時過ぎまでは、執筆活動に時間を割こうと決めています。少し前までは、情報収集のために、セミナーを見たり、本を読んだりしてから、ブログや小説を書いていましたが、最近は、この順番を改め、何でもいいから文章を書くということを、一番初めに取り組むようにしました。
この転換はとてもよく、小説の原稿執筆をしているときは、毎日筆が進むので、とてもいい気持ちでした。
ですが、区切りの良いところまで書き終わって、次はどうしようと考えだしている今は、ブログを少しでも書いて書く練習をした方がいいのか、それとも、小説の設定を早く考えて、原稿執筆に入るようにした方がいいのか、悩み始めてしまいました。
小説家になるには、とにかく書くことだ!
と、参考書やネットを見ても、どこにも書いています。
もちろん、そう思うのですが、だからこそ、1文字も文章を書けていない日があると、それだけで焦ってしまいます。
今日も、また、何も書けなかったと…。
2 設定作りに時間がかかる
短編を2作書き終え、1作目を夫に読んでもらったので、次の作品は、より良いものをと思い、色々改善しようと思うようになりました。
早く次の作品を書き始めたいのですが、いい作品をと思うと、作品の設定作りに時間がかかります。
よって、なかなか原稿執筆に移ることができず、モヤモヤが続いています。
3 参考書を読むのに時間が取れない
作品を書き上げたので、次は、少しでも人の心を動かせる作品をと思うステージに至りました。それはとても嬉しいことです。
ですが、自分の作品には何が足りないのだろうと、参考になる文献を当たって、読んでいくのにも時間がかかります。
4 資料集め、情報収集に時間がかかる
投稿するには、短編小説でなく、長編小説を書く必要があると分かりました。
今まで書いてみた作品も、長い話の一部を書いているものだったので、長編の中に組み入れていこうと思ったのですが、長編を書くとなると、それこそ、深みを作るために、資料集めや情報収集に時間がかかります。
何かを書いている時間もなかなかとれないのです。
5 文字を打つと、手が痛い
先日、気に入った作品の模写をして、文字を連続してタイピングしました。
その時から手が痛くなったのですが、今もタイピングをしていると左手首に違和感があります。これが不安を助長しています。
タイピングが痛みでできなくなったら、作品を書くどころではなくなってしまいます。
普通の仕事もままならなくなってしまうでしょう。
【焦りを軽減する方策】
現在、上記のような焦りや不安を抱えています。この心配事を少しでもプラスのエネルギーに変えられるように、以下のことを試そうと考えています。
1 執筆時間に要した時間、書いた文字数を記録する
執筆に対して、何もしていないと思うから、今日も何もできなかったのだと焦燥感を抱くのだと思います。
本当は、何もしていないわけはないんです。
本を読むのだって、調べ物をするのだって、大切な執筆活動の一環なのですから。
でも、そのことをまだ私は分かり切っていない気がします。
書く力がないんだから、とにかく何かを書きたい。その思いばかりが強いんです。
まずは、タイピングして文章を生み出さない、アウトプットしない日があっても、それでいいと思うようにします。
今日はインプットの日と割り切って、その時間も執筆活動としてカウントするようにします。
そして、具体的に、執筆活動に要した時間と、その日書いた文字数を記録しようと思います。
エクセルで、ブログ、小説、読書・情報収集という項目を立て、それぞれ、所要時間と書いた文字数を記録できるフォーマットを作りました。
毎日それに記録して、月末に、取りまとめて、累計数を、どんどん増やしていきたいと思います。
目に見えて積み重ねているものが分かれば、少しずつ前進しているのが分かり、自分の励みになると思います。
どのくらいの時間で、どれだけの文章が書けるようになったのかも分かりますし、自分の成長のペースメーカーとして、活用するつもりです。
お金持ちの人が、お金持ちになるために、まず一番初めにやっていることは、自分の全資産の現状把握からだそうです。そして、お金に一番の関心を置いて、その状況を細かく管理し、何をどうすればいいのか、道筋をたてて、実行することが大切なのだそうです。
小説家になるためにも、自分の今の力がどこにあるのかを知るのが大切だと思いました。
そして、具体的に何をしてきたのか、何文字、文字を打つトレーニングをしてきたのか、そういった具体的な行動も細かに把握し、自分の執筆活動に真面目に向き合うことが重要なのではないかと気がつきました。
2 長時間タイピングしても快適な環境を作る
今まで、ノートパソコンのキーボードで打ってきて、手が痛くなってしまったので、今は、家に放置されていた、デスクトップのキーボードを取り出して、それで打ってみました。
画面も、ノートパソコンの下に箱を置いて、高さを上げ、画面を少し離しました。
なんとなく、ノートパソコンの一体化されたキーボードよりは、姿勢が楽な気がします。ですが、仕舞いこんでいたからかキーが重くて、打ちにくいです。今までのよりも力が必要な気がしていけません。
キーボードは、作家の唯一の商売道具と言ってもいいものですから、
もう少し打ちやすいキーボードを探して、それに変えようと思います。
また、楽に打つためには、椅子の高さや、パソコンの画面の高さも重要だと思っています。どのようにしたら、一番しっくりくるのか、最適な環境を早く整えようと思います。
3 短期・中期・長期的なプランを立てる
仕事もそうですが、やらねばならないタスクが目の前にただ漫然と、膨大に転がっていると、それだけで、圧倒されて、身動きが取れなくなってしまいます。
優先順位をつけて、短期、中期、長期のプランを描くことで、
あとは何も気にせず淡々と目の前のことをこなせばいい、
そんな段階に早く持っていけるようにしたいと思います。
このプランを練るためにも、色々と調べ物をする必要があり、時間がかかると思いますが、それと並行しながら、何かを書いてアウトプットするという作業を同時に行っていこうと思います。
4 無駄な時間は何一つない。毎日、完璧だと思う
人生においてもそうですが、自分にとって無駄な時間と言うのは、一瞬たりとも存在していないと思います。
今日は、だらけてしまったなと思う日があったとしても、それはそれでよかったと思えるようなマインドを作っていきたいなと思っています。
その日に一番やりたいと思っていたことができれば、とりあえずは及第点。
できなくても、取り組めたならオッケーだし、取り組めなくても、他にやったことがあるのだから、マイナスになっていることなんて何一つありませんよね。
そうやって、日々の積み重ね、その日あった出来事に毎日感謝する姿勢で、過ごしていこうと思います。
【終わりに】
まだ見ぬ世界なので、中々思うように前に進めないし、毎日何かしらの壁に当たっているような気がします。さながら、トンネルを掘っているような感覚です。
モヤモヤしたり、これでいいのかなぁとじれったく思ったりしますが、これも、自分で本気になって、新しい世界に飛び込もうとしているからだと思います。
適当に済ましていいことなら、焦りも不安もあまり感じないのではない気がします。
正直、どうなってもいいと思ってやっている趣味は、その進捗状況すら気になりません。
目指すところがあるから、それに到達するために、大小様々な試練が与えられてくるのだと思います。
その悩みを楽しみつつ、気楽な気持ちで、執筆活動をしていきたいと、改めて感じました。