紫月のじぶん教室

自分で自分を開発していく自己啓発のブログです。作家になることを目標に体験記を書いています。

「納得!やっぱレーザープリンターは作家の必需品」小説執筆14週目 じぶん作家養成教室

こんにちは。紫月です。

ゴールデンウイークが終わり、明日から、平日5日間の一週間が始まります。

 

休み慣れしてしまうと、5日間働き続けるということに、不安を感じますね……。

水曜日あたりに1日休みたいという欲求が、休みの今の時点から生まれちゃいます。

 

仕事をササっと片付けて、半休を取る!

それくらいの意気で仕事して、早く校正作業をしたい。

そんな気持ちで一杯の今日の私です。

 

≪目次≫

  

【今週やったこと】

今週は、パソコン上での誤字脱字チェックを終え、規定枚数の範囲内かの確認を行いました。その結果、規定枚数をオーバーすることなく、まだ加筆できる余地があることが分かり、一安心。

いらないエピソードを削除するより、肉付けしていく方が、今の私には気楽なのでほっとしました。

 

パソコン上での簡単な校正が終えられたので、次は紙に打ち出しての校正。

いよいよ新しく買ったレーザープリンタで印刷をして、序章と第一章の校正をしました。

 

若干設置に手間取ったものの、印刷ボタンを押すと……

もう、一瞬の仕上がり!!

 

15枚くらいのものを6セットほど印刷したのですが、あっという間に終了。

いつものインクジェットプリンタで10枚刷り上げる時間で、100枚印刷できる!

それくらいの感覚でした。

 

これは作家には強い味方ですね。印刷が仕上がる時間を気にすることなく、サクサク、気が向いたときにすぐ印刷できます。

 

私がチョイスしたのは、キャノンのLBP162L

カラー印刷はできないモノクロ印刷のみですが、両面印刷はできるコンパクトなタイプ。

値段は1万2千円くらい。

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力強い執筆の味方、レーザープリンター君、我が家に参上!

インクジェットプリンタみたいにインク代がしょっちゅうかかるわけではないみたいですし、カラー印刷は良く考えてみればほとんどしないし、最低限の機能で、印刷も早く、印字もきれいだったので、とっても満足♪

早くレーザープリンタにしていればよかったと思ったほど。

 

コピーの機能はないのは、少し心もとないですが、沢山印刷する人には一考の余地ありです。

テレワークになっても、家でストレスなく印刷できるので、躊躇なく印刷して仕事がはかどる気がしました。

 

【今週見えた課題】

1 状況を詳しく説明し過ぎて、飽き飽きしてくる部分がある

序章と第一章は、キャラクターが登場してくる場面なので、色々とキャラクター設定で考えていた設定を読者に伝えることが必要だと思って、これまで書いてきました。

 

ですが、読み返してみると、キャラの過去の出来事がやたら詳しく書かれ過ぎていて、何だか面白くない……。しかも、会話文とかもなく、ただの状況説明になっていて、ダレている……。

 

会話文を織り込むことの大切さ、登場人物が駆け回るように書くことで面白くなるということが分かりました。

 

2 会話文の中身が長すぎて面白みに欠ける

会話文が入ってくると、読みやすくなりますし、キャラクター同士が動き出している感じにはなります。

 

でも、会話文の文章が長くなってきて、その会話文だけで、状況を説明させようとすると、これもまた、面白さがなくなってくることが分かりました。

会話文で、言いたいことは全部言っているんですけど、鍵かっこの中が長くなってくると、これまた説明じみてきちゃうんですよね。

なんだか不思議ですけど。

 

鍵かっこの中は、せいぜい、2、3文くらいに止め、長くなりそうなときは、間に、話し手や聞き手の表情やしぐさなどを入れた方が良い気がしてきました。

 

【これからやること】

1 最低限の情報提供に止め、どんどん先が読みたくなるような書き方にする

説明として紹介するのは最小限にして、ストーリーの中で提供したい情報をちりばめて書く。

 

そうするとテンポよく、かつキャラクター背景も分かる書き方になる気がしました。

 

私は、キャラクター設定の中で、色々考えていた背景を、いちいちそれを読者に伝えようとしてきたところがありました。

ですが、『感情類語辞典』(フィルムアート社)の解説部によると、強烈な過去の出来事を1つ書いていれば、読者はそれからどんな人物なのか推測できるとのこと。

 

詳細に書くべきは、キャラクターの心の動きであって、設定の説明ではない。

 

大切なのは、ストーリーのテンポ。先を早く読みたいと思えるかどうか。

 

地の文や、会話文の中身が長く続きすぎているところは、心の声を入れたり、情景描写を入れたり、工夫をしていきたいと思いました。

 

2 会話文の間に、ボディランゲージを挟み込んで、非言語で感情を伝えるように書く

日常生活で自分が会話をしている時も、ただ言葉を並び立てて発しているわけではありません。相手の顔を見て、それによって、言葉を選んだり、感情が動いたり、淡々と文字を読んでいるわけではないんですよね。

 

文章で会話文を書いていると、そのことを忘れてしまいます。

会話文で必要なことをいっぺんに伝えようと焦ってしまうんです。あたかも、一方的に演説をしているような、そんな長い会話文が大量発生していることに気がついてビックリしました。

 

そういう会話文はつまらない、ということが、これまた『感情類語辞典』の解説部に書かれていたので、大変参考になりました。

 

会話の中で、「私は感動している」とか逐一感情を伝えることがあまりないように、言葉で「彼女は喜んだ」と伝えても、あっけらかんとしていて、イマイチ喜びが伝わらないんですよね。

 

その書き方が分からなくて、ずっとモヤモヤしていたのですが、『感情類語辞典』で色んな感情をもったときに起こる、非言語情報が書かれていたのでとても参考になりました。

 

“説明しない。状況で感情を語る”

 

それをこれからの課題にしようと思います。

 

【終わりに】

今週から、紙に印字しての校正を始めました。

もっとすぐに終えられると思っていたのですが、手書きで書くからか、考えながら書くからか、とっても時間がかかることが分かりました。

 

定型的な慣用句や、同じような感情描写が多発していたので、それを改めようと、『感情ことば選び辞典』(学研)『ことば選び実用辞典』(学研)で、類語の検索をして、しっくりくる違う言葉を探す作業もしてみました。

すごく時間はかかりますが、どんどんバリエーションに富む感じと、自分の語彙力が増える感じがすごく楽しくて、やみつきになりそうです。

 

1章分校正するのに、1週間くらいかかりそうな気がします。

そして、そこで直したものをもう一度、紙に打ち出して読み返したいから……。

 

あれ、5月中に書き上がらない?

そんな気さえしてきました……。

 

まぁ、その時はそれでしょうがないかなと思っています。とりあえず、やりたいと思っている工程は全て、気のすむところまでやり遂げたいと思っているので……。

 

自分で設定した期限を見据えつつ、少しペースアップして、今週も書いていこうと思います。

今週は、第3章の途中までは校正が終わるといいな……。

 

執筆時間を少し増やして、最後の追い込みを頑張りたいと思います。

 

今日もありがとうございました!